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2020年02月03日

GIMPの基本概念の理解する

GIMPに追加機能の設定を行う為には『GIMPとは何か?』を理解する事が重要になります。
これを簡単に理解する為にGIMPのサンプル画像をダウンロードしてください。

この画像を使ってレイヤの概念やレイヤ操作の基本的なコマンド(移動,拡大・縮小,回転,鏡像反転,)及びテキスト入力の基本を解説します。

1.サンプル画像をダウンロードする

1.サンプル画像をダウンロードする

GIMPサンプル画像のダウンロード

­ ­注意

上記ボタンをクリックすると「GIMP1200×300.xcf 」というGIMPのサンプル画像がダウンロードされます。

GIMPを簡単に理解する上での参考データとして用意しましたが、ダウンロードするか否かは利用者判断です。

ウィルスチェックは掛けていますが、心配な場合はダウンロード後、再チェックをお願いします。

 

2.ダウンロードしたデータをGIMPで開く

コマンドの『ファイル→開く/インポート』でGIMP1200×300.xcf を指定してください。
下記画像が新しいタブで追加されます。


上記画像はキャンパスサイズが1200×300pxで9枚のレイヤから構成されています。
キャンパスサイズは、コマンド『画像→キャンパスサイズの変更』で確認してください。

2.レイヤの概念を理解する

サンプル画像のレイヤは下記から構成されています。

1.上記のレイヤを次々にクリックしてみてください。

アクティブレイヤが変わると画像の中のそのレイヤが点線で囲まれます。
この点線で囲まれた所がこのレイヤのレイヤサイズになります。
アクティブレイヤを切替えながらコマンドの『レイヤ→レイヤサイズの変更』を実行してレイヤサイズをみてください。

2.レイヤの前にある『目のマーク』をクリックしてください。

そのレイヤが非表示になります。
色々なレイヤを消して画像がどの様に作られているか?を確認してください。

3.レイヤを掴んでドラック&ドロップでレイヤの順番を変更してみてください。

表示される画像が変わります。
この事からわかる事は下のレイヤから順々に書かれキャンパスが作られていることが判る筈です。

以上の事から

キャンパスサイズ

画像を書く画板(キャンパス)のサイズ。よって画板からはみ出た物は書けません。

レイヤ

部品を書く層(透明なフィルム層)

になり、キャンパスサイズから複数のレイヤを透かして見た画像という考え方になります。

3.各レイヤを操作するコマンド

1.移動コマンド

移動コマンドはどのレイヤの部品でも移動する事ができます
移動コマンドを挿入し、自動車等を選んでドラック&ドロップで移動させてみてください。
うまく動かせましたか?うまくいかない場合は部品を掴む場所を変えながら試してみてください。

どうしてもうまく動かせない場合は移動させたいレイヤをアクティブにしてツールオプションで『アクティブなレイヤを移動』に変えて実行してしてみてください。

2.拡大・縮小

拡大・縮小コマンドはアクティブレイヤを拡大・縮小します。

①拡大・縮小させるレイヤを選択する。

②拡大・縮小アイコンを挿入する。

③画像をクリックして拡大・縮小操作を行う。

3.回転

回転コマンドはアクティブレイヤを回転します。

①回転させたい部品のレイヤを選択

②回転アイコンを挿入

③回転させたい部品を選択し、回転操作を行う

4.鏡像反転

鏡像反転はアクティブレイヤを反転します。

①反転させたい部品のレイヤを選択

②反転アイコンを挿入

③反転させたい部品を選択

この操作で部品が反転します。

4.テキストコマンドを覚える 

テキストアイコン

1.既存テキストを編集する。

①レイヤの一番上にある『画像切り抜き、合成、編集ソフトGIMP』をアクティブレイヤにする。

②テキストアイコンを挿入

③上記文字をクリック

上記でフォント欄が空白になっているのは私のサンプルはWindowsにプレインストールされているフォントを使ってない為です。(この辺は、後程説明していきます。)

④ツールボックスから『エディターウインドウで編集』をクリックしてください。

テキストは

・テキスト専用のレイヤを持つ

・文字部分以外は透明レイヤになっている

が特徴になります。

また今の状態で、他のテキストをクリックして見てください。

・アクティブレイヤが変更になる。(自動的に変わる)

・アクティブレイヤの文字がテキストエディタに表示される

事が理解でき、拡大・縮小や回転コマンド等とレイヤの考え方が異なる事が判ります。

最後にテキストエディタを閉じてください。

2.新たにテキストを追加してみる

上記では既存のテキストを見てきましたが、今度は新たなテキストを入力した時にフォントやレイヤー等がどうなるか?を見たいと思います。

①レイヤの一番上にある『画像切り抜き、合成、編集ソフトGIMP』をアクティブレイヤにする。

②テキストコマンドを挿入

③文字が入力されてないエリアをクリック

下記画面が表示されます。

④フォント選択ボタンを2回、挿入してください。

上記のフォントリストがPCに登録されているWindowsで使われているフォントです。

・フォントをMS Gothic

・フォントサイズを40px

にして下さい。

⑤エディタウィンドウで編集にチェックを入れて文字を入力してください。

文字を入力した段階で新たな文字レイヤが追加させました。
これはアクティブレイヤを『画像切り抜き、合成、編集ソフトGIMP』にしていた為にその上に新たな文字レイヤが追加されましたが、アクティブレイヤを別のレイヤを選んでいるとその上に新しい文字レイヤが追加されます。

­ ­メモ

GIMPを使う上でのポイントはどのレイヤに何を書くか?が重要で、必ずレイヤを意識して使うことがポイントになります。

以上でGIMPの基本概念は理解できたと思いますので、次はカラーパレットを設定し、実際に図形を作成する基本に入っていきます。

 

<ドキュメントガイド>

前のテーマ:GIMPのインストールと画面回りの設定

次のテーマ:GIMPに個人用カラーパレットを追加する。

 メモ

以上でこのドキュメントの説明は完了です。

関連ドキュメントはメニュの「GIMPタブ」か下記の関連記事一覧から探して下さい。

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