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2020年05月06日

GIMP2.8で部品を組み合わせて画像を作成する

ダウンロードした部品とGIMP2.8で切り抜き画像を作成するで作成した切り抜き画像を使って下記の様な画像を作成する方法を解説します。

GIMP1200×300

 

1.GIMPのキャンパスサイズを決める。

GIMPを起動する。

私のWordPressの固定ページの幅は1200×300pxが丁度良いキャンパスサイズとなっています。
そこで、メニュの『ファイル➡新しい画像』で新しいキャンパスを作ってください。

 

2.背景画像を読み込む

メニュの『ファイル➡レイヤーとして開く』で背景(雪).jpgファイルを呼び出してください。

レイヤとして新たな背景画像が追加されます。

白の背景画像はキャンパスサイズを定義する為に作りましたが、新たな背景画像を呼び込んだので不要になりました。
白の背景レイヤを右クリックで『レイヤーの削除』コマンドで削除して下さい。
また背景(雪)レイヤをimg_56077fddc6c9b拡大・縮小コマンドimg_56077d33e76db移動コマンドでキャンパスサイズ1200×300pxに合うぐらいに小さなレイヤサイズに縮小してください。

 

3.その他の部品も呼び出し、適度のサイズに変更する。

メニュの『ファイル➡レイヤーとして開く』で

・GIMP.pngファイル

・車.jpg

・車切り抜き画像.xcf

・カーブ付き矢印.xcf

を呼び出し、拡大・縮小コマンド及び移動コマンドでサイズや場所を決めてください。
下記の様な画像になります。

この中で車.jpgだけが茶色の枠で囲まれていますが、この書き方は

①車.jpgをアクティブレイヤにする。

②コマンド『選択➡すべてを選択』で写真枠が点滅します。

③コマンド『編集➡選択範囲の境界線を描画』コマンドを挿入します。

上記操作で、写真枠が茶色で描画されます。

 

4.文字を入力する。

サンプル画像にある下記の文字を入力します。

文字列及び文字の縁取りはGIMP2.8のテキスト作成の基本を覚えるを参照して描画してください。

①画像切り抜き、合成、編集ソフトGIMP

②このカテゴリはGIMPの使い方を紹介しています

③切り抜き

以上で、サンプル画像の作成が完了しました。

 

5.画像ファイルとして書き出す

コマンド『ファイル➡名前を付けてエクスポート』を実行します。

以上でGIMPで作られた画像ファイルがpng形式で保存されました。
この画像をWordPressのメディアを追加でアップロードして文章に張り付けます。

 

尚、このファイルはpng形式だけでなくGIMP形式でも保存しておいてください。
コマンドの『ファイル➡名前を付けて保存』
将来の修正時にこのファイルから変更できます。

 

以上でGIMPの基本的な操作は完了です。

以上でこのドキュメントの説明は完了です。

関連ドキュメントはメニュの「GIMPタブ」か下記の関連記事一覧から探して下さい。

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