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2020年05月05日

GIMP2.8に個人用カラーパレットを追加する。

 GIMPで文字や図形の色を指定する場合、ツールメニュの下にある描画色か背景色で色を選択します。

上記の描画色をクリックして下さい。

下記が表示されます。

ここで色を変更する事ができます。

しかし実際に使ってみるとあまり操作性が良くありません。
そこでダイヤログエリアにカラーパレットを表示して、このカラーを簡単に替える方法を解説します。

 

下記の操作を行う前に必ず下記ドキュメントを参照してください。

 ­GIMP2.8をカスタマイズする為の基本を理解する

 

1.GIMPではどのようなカラーパレットがあるのか?

1-1.ダイアログに「パレット」を呼び出す。

1-2.デフォルトで用意されているパレットが表示されます。

上記のいづれかのパレットの色の所をダブルクリックしてください。

 

1-3.パレットエディタタブが追加され、パレット一覧がでてきます。

他のパレットもクリックしてどの様な色が登録されているか?を確認して見てください。

 

総てのパレットを呼び出しても良いのですが使わないパレットも出てくるのは面倒です。

私が使えるな!と思ったパレットは下記になります。

Named_Color

Volcano

そこで自分が使うパレットだけを表示させる方法を下記に解説します。

 

2.GIMPでお気に入りのカラーパレットだけを利用する設定方法

2-1.必要なパレットを個人フォルダにコピーする。

デフォルトのパレットは下記のフォルダにあります。

c:¥Program Files¥GIMP 2¥share¥gimp¥2.0¥palettes

 

この中で私が良いと思ったパレットは下記の2つのファイルです。

Named_Color.gpl

Volcano.gpl

 

これを下記の個人フォルダにコピーします。

 c:¥my-gimp¥palettes

 

2-2.パレット設定を変更する。

メニューの『編集➡設定➡フォルダ➡パレット』を呼び出してください。

削除コマンドで下線のファイルを削除します。

この操作はファイル自体を削除する訳ではありません。

必要なら新規作成で追加して下さい。

『OK』を挿入し、GIMPを一度終了してから再起動してください。

これで2つのパレットだけになりました。

 

以上でGIMPのパレットの整理が完了しました。

以上でこのドキュメントの説明は完了です。

関連ドキュメントはメニュの「GIMPタブ」か下記の関連記事一覧から探して下さい。

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