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2018年03月25日

GIMPのブラシに矢印や雲や星等を追加する

サイトを構築していくと必ずロゴや基本商品及び矢印等、頻繁に使う図形があります。
これらの図形をGIMPのxcfファイルで保管し使いたい時に取り込む方法もありますが、これらをブラシとして登録しておくと検索も容易になると共に作成も簡単になります。

下記にブラシの使い方と登録方法を解説します。

1.ブラシの基本を理解する。

1)ブラシコマンドの使い方

ブラシコマンド

を挿入するとツールオプションとブラシが表示されます。

ツールオプションとデフォルトブラシ

­ ­メモ

ブラシの種類には①グレースケールブラシと②RGBブラシの2種類あり、各々特性が異なります。
①グレースケールブラシ

描画色で描画されるので矢印等の色を変えたい図形に向いています。

②RGBブラシ

色は固定で描画されます。ロゴや基本商品に向いています。

また上記ブラシサンプルの一番始めにある車の画像は、車を選択してCtrl+Cでクリップボードに入ると登録される一時的なRGBブラシブラシになります。

ブラシとしては登録しませんが、サイズを変えたり傾きをブラシ機能で変えたい場合に便利な機能です。

ブラシコマンドで描画する手順は下記になります。

①ブラシコマンドを挿入する

②利用するブラシを選択する。

③ブラシの大きさや角度をツールオプションで指定する。

④ブラシで描画する色を描画色で指定する。(グレースケールブラシの場合)

⑤ブラシで描画するレイヤを選択、又は新規に作る。

⑥上記レイヤに描画する。

操作 作られる画像例1 画像例2 備考
クリックの場合

1個だけ描画されます
ドラッグの場合

描画間隔単位で連続して描画されます

2)ブラシやスタンプ機能が動作しない時の対処方法

ブラシやスタンプ等の描画ツールが機能しない時があります。

特に画像を色々加工して、いざブラシやスタンプを使おうとした時にクリックしてもドラッグしても『描画されない』現象として発生します。

そのような場合は下記をチェックしてください。

①ブラシやスタンプで描画されるレイヤは間違いないか?

②ブラシやスタンプを使う前に、コマンドの『選択➡選択を解除』を実行したか?

(領域が選択されていると前のコマンドが完了してないのでブラシやスタンプ等は機能しません)

私はだいたい②のケースで『あれ、何故』に陥っていました。

3)ブラシ機能を利用した結果の考察

ブラシを使ってみてわかる事は

①サイト構築に良く使う商品やロゴ及び矢印等を事前に登録しておくと、簡単に呼び出して使うことができる。

②また背景画像等を加工する為の雲や星や光等をブラシに事前に用意しておくと、チョットした画像編集が可能になる。

③しかし、デフォルトで用意されているブラシは何に使うのか?が良く分からないブラシがある。

以上の事からデフォルトのブラシを整理して、必要なブラシを作る方法を解説します。

2.GIMPのブラシ機能をカスタマイズする。

1)デフォルトのブラシを必要最小限の物に限定する

①コマンドの『編集➡設定➡フォルダの+をクリック➡ブラシ』でGIMPの設定を呼び出す。

Windowsのアカウントが日本語の人はGIMPをカスタマイズする為の基本を理解するで③のフォルダが作られている筈で、この場合は個人フォルダはc:\my-gimp\brushesがユーザフォルダになります。

また、上記のC:\Program Files\GIMP 2\share\gimp\2.0\brushesにデフォルトのブラシが入っています。

②デフォルトのブラシを必要最小限に変更する。

削除

C:\Program Files\GIMP 2\share\gimp\2.0\brushes(選択して削除アイコンを挿入)

追加

C:\Program Files\GIMP 2\share\gimp\2.0\brushes\Basic

以上で、デフォルトのブラシは下記だけになります。

あとは必要なブラシを個人フォルダに追加すれば、個人のブラシが構築できます。

2)GIMPに矢印のブラシを追加する

ここで作成するのはグレースケールの矢印ブラシです。

①矢印を作成する。

作成方法はGIMPの図形作成の基本を覚えるのパスツールの項目を参照してください。
作った矢印を部品化をする所まで同一ですが、下記の所が異なります。

②コマンド『画像➡モード➡グレースケール』でグレースケールに変更してください。

③色をカラーパレットタブから黒をドロップして下さい。

図形が選択領域でない場合は、矢印のレイヤを右クリックで不透明部分を選択範囲にして黒にして下さい。

④コマンド『ファイル➡名前をつけてエクスポート』でファイル拡張子をbgrで個人フォルダの保存する。

 

⑤間隔を指定してエクスポートします。

 

以上で作成した矢印がブラシ化されました。

 

下記URLは私が作成したブラシです。良かったら使ってください。

矢印ブラシサンプルのダウンロード

ダウンロードしたgimp-arrowbrush.zipファイルを解凍すると作成したブラシが登録されています。

3)GIMPのブラシにロゴや商品画像を登録する

ここで作成するのはRGBブラシです。

①ロゴや商品画像を作成する。

作り方はGIMPで切り抜き画像を作成するを参照してください。

②保存先を個人フォルダでファイル拡張子をbgr(ブラシ)で保存してください。

以上で、車画像がブラシとして登録され、下記の様なブラシ一覧ができました。

3.ブラシの矢印を使って3Dブラシにする。

1.ブラシコマンドを選択し、矢印を選択し、サイズや大きくし、カラーを青にして描画する。

描画するレイヤに注意してください。下記の様な矢印が作成されます。

2.影を付けた3D図形化する

3D TextでGIMP図形や文字に影を付け3D化するを参照してください。
3D化した図形が下記になります。

3.Layer Effectsで、凸画像化する。

Layer EffectsでGIMP図形や文字に凹凸をつけ3D化するを参照してください。
下図はOuter BevelのUPでshadow modeはNomalです。

どうでしょうか?ブラシ機能を使うと簡単に基本図形を呼び出して加工できるようになります。

4.GIMPブラシに雲や星等のブラシを追加する。

1)色々なブラシを追加する前に、ブラシを整理する

GIMPのブラシを色々登録し始めるとこのブラシはなんのブラシか?が判らなくなり、煩雑なブラシ表示になります。

これを避けるためにブラシのタグ検索機能を使えるようにします。

現在の個人フォルダの中のブラシ構成を下記の様に変更してください。

上記の『矢印』や『商品』がタグになります。使い方は下記になります。

※よってブラシを追加する時にはタグフォルダを先に作ってそこに追加をしていけば、なにを追加したのか?
を検索で容易に調べることができるようになります。

2)ブラシの提供サイト

GIMPに登録できるブラシには下記のものがあります。

・GIMPブラシ

*.gbr形式のブラシで1ファイル1個のブラシなので1個単位で削除ができます。

・Photoshopブラシ

*.abr形式のブラシで1ファイルに複数のブラシが入っており1個単位の削除はできません。

上記を理解して色々なサイトからブラシをダウンロードしてください。

 

私は下記サイトからブラシを検索してダウンロードしています。

GIMPブラシドットコムサイト

上記URLをクリックしてください。下記画面がでます。

デビアントアートドットコムサイト

このサイトはデビアンアートドットコムに登録されているブラシと、①のGIMPブラシドットコムに登録されているブラシの両方をガイドしてくれます。

私はこのサイトの方が見やすいと思っています。

上記のURLをクリックしてください。下記画面が出ますの、GIMPで検索するとブラシが表示されます。