HOME  /GIMP
 /GIMP2.8のブラシで直線やロゴを入れる方法
2020年07月15日

GIMP2.8のブラシで直線やロゴを入れる方法

ここでは下記コマンドの使い方を解説しています。

意味 鉛筆 ブラシ エアーブラシ 消しゴム
アイコン
意味 ブラシを描画色で書く ブラシを背景色で書く

 メモ

消しゴムは「消す」行為なのですが、GIMP上では背景色で書くという意味です。

一方、鉛筆やブラシ、エアーブラシの場合は「ブレースケールブラシ」を選択した場合は描画色で書きます

上記アイコンの使い方には、ブラシを選択した後、下記の使い方があります。

①1クリック

②クリックしてドラック

③1クリックした後、Shiftキーで直線を引く

 描画できない時に確認する事

ブラシで書こうとした時「書けない」事があります。その時は下記を確認して下さい。

①「選択→選択解除」を実行してください。

②ブラシで書くレイヤを確認して下さい。「文字レイヤ」や「特殊なレイヤ」には書けません。

 

1.1クリック(ロゴ等はこの操作で入れます)

下記は描画色:黒、背景色:赤の場合です。

操作 で1クリック で1クリック

 鉛筆

 ブラシ

 エアーブラシ

消しゴム

①鉛筆はブラシを気にしなくても点が打てる

②ブラシやエアーブラシを使う場合は、それなりのブラシを使う必要がある。

 

尚、円の大きさは下記の「ツールオプション」で行います。

■線幅変更は、数値入力、スライダー、上下アイコンで変更できます。

■デフォルト値に戻す場合は右のアイコンをクリックします。

 点が書けない時に確認する事

①書くレイヤを確認する:テキストレイヤには書けませんのでアクティブレイヤを変更して下さい。

②要素が選択されている(破線枠が点滅)場合は描画できません。選択→選択解除を実行後、再度、作画して下さい。

 

2.クリックしてドラック(背景加工等に使います)

下記は描画色:黒、背景色:赤の場合です。

操作 で1クリック で1クリック

 鉛筆

 ブラシ

 エアーブラシ

消しゴム

ドラッグはアバウトで綺麗な横線を書くことはできない。

綺麗な直線の書き方は「Shiftキー」を併用した書き方になります。

 

3.クリックした後、Shiftキーで直線を引く(直線はこの操作です)

下記は描画色:黒、背景色:赤の場合です。

操作 で直線を引く で直線を引く

 鉛筆

 ブラシ

 エアーブラシ

消しゴム

どのブラシを使うか?によって少し結果は異なりますが、鉛筆は固い感じで、ブラシ、エアーブラシの順で周辺をぼかす直線になります。

 

3-1.直線の引き方

「Shiftキー + Ctrlキー」を使った直線の書き方。

操作 画面
1 クリックする

点が描画されます。

2 Shiftキーを挿入する

ガイド線が表示されます

マウスを動かすとガイド線も移動します

3 Ctrlキーも挿入する

ガイド線は0度、15度、30度、45度、60度、75度、90度に収束された位置になります。

水平線、垂直線を書く時に使います。

4 クリックする

線が確定します。

以上で綺麗な直線が書けるようになりました。

 

4.ブラシやエアーブラシを使う場所

星形や雲等を使うケースは背景画像等を作成する時に使います。

元背景

ブラシで加工した画像

以上でこのドキュメントの説明は完了です。

関連ドキュメントはメニュの「GIMPタブ」か下記の関連記事一覧から探して下さい。

又、このサイトには、Google広告が掲載されています。

この記事が貴方の参考になりましたら、広告もご覧頂ければ幸いです。


<関連記事一覧>

「gimp」に関連するドキュメントを表示しています。尚、このページネーションはJquryで制御しています。

GIMPで色を指定するツールには「パレット」、「GIMP」、「色相環」、「CMYK」、「水彩色」があります。ここではそれらの使い方を中心にGIMPで色を指定する方法を解説しています。

色々なポスターやテレビ画像では、下記の様に、ぼぼ縁取りされた文字が画像が使われています。ここでは「210_effects-selection_glow-selection.scm」というスクリプトを使った縁取り方法を解説しています。

引き出し線を引いたりする場合はブラシの矢印では無理です。このような時に使う物としてスクリプトで書く矢印があります。ここでは「Allow-set-size」というスクリプト矢印の使い方を解説しています。

ここでは「GIMPの標準ブラシとは」、「GIMPブラシのカスタマイズ方法」、「GIMPブラシのデフォルトサイズ変更方法」、「GIMPブラシのサイズをマウスホイールで変更できる様にする方法」、「GIMPでPhotoshopブラシを使う方法」を解説しています。

GIMPの文字はWindowsフォントがそのまま使われます。このWindowsフォントを使わないくする設定とフォント追加を解説しています。

ここではGIMPのカラーパケットの整理方法を解説しています。

GIMPをカスタマイズする為には個人フォルダに機能を付け加えますが、個人フォルダはPCの環境によって異なる性質を持ちます。そこでそれらに影響されないOS直下の個人フォルダの作り方を解説しています。

GIMP2.10系は[Photoshop]に似せた画面になりましたが画像編集初心者には判りずらい画面です。そこでここではGIMP2.10系のインストールからGIMP2.8系の様な初心者に判り易い画面に変更する方法を解説しています。

GIMPの使い方が判ってくるとGIMPで名刺をデザインし独自の名刺を作る事も可能になります。このドキュメントは100円ショップのダイソー等で名刺作成用のプリンタ用紙を購入し自宅のプリンタで印刷する方法を解説していますがこれを理解すると名刺印刷業者のHPに書かれている内容も理解できるようになります。

GIMPの操作画面は、自分が使い易い様にカスタマイズができます。このドキュメントはそのやり方解説しています。

GIMPのブラシには「GBRブラシ」、「GHIブラシ」、「VBRブラシ」があります。ここではそれらの作成方法を解説しています。

図形や文字に凹凸をつけるためにはエンボス(Emboss)又はべベル(Bevel)という機能を利用します。このドキュメントはLayer Effectsというプラグインを使ってOuter Bevel、Inner Bevel、Emboss、Pillow Embossで文字や図形を3D化する方法を解説しています。

3DTextというスクリプトを使って図形や文字を3次元化する方法を解説します。文字の3D化は特に大きな問題ありませんが、図形の3D化に関しては、必ず図形を確定化させてから3DTextを実行する事がポイントになります。

GIMPには商用利用可能なフォントを追加したり、図形や文字作成を助ける為のプラグインやスクリプト等を独自に追加する機能があります。しかしWindowsのアカウントを日本語で利用している場合、GIMPのデフォルトの個人フォルダが利用できません。本ドキュメントはこのような場合でも利用できる個人フォルダの作成方法を解説しています。

背景画像、部品画像及び切り抜き画像を作成してきましたのですサンプル画像を作成する総ての部品が揃いました。
それではいよいよそれらの部品を君合わせて最終画像を作成し、画像ファイルとしてエクスポートします。

ダイアログボックスエリアにフォントとカラーパレットを設定した環境下でテキストを作成したり色を変える方法を解説しています。またデザイン分野では文字の大半が縁取り文字になっていますがこれを行う為の基本的な操作も解説しています。

GIMPで図形を描画する場合どのレイヤに図形を書くのか?が一番重要になります。また図形を綺麗に書く為にはグリッドやガイド線をうまく使う事と、曲線を含む図形を書く為にはパスツールを理解するとうまく書くことができます。本ドキュメントはこれらの図形描画にまつわる基本的な事項を解説しています。

ここではGIMPに独自のカラーパレットを追加する方法を解説しています。

GIMPの基本設定ではGIMPの画面周りを整理しましたが、ここではGIMPとは何か?を知ってもらう為にサンプル画像を使ってレイヤの概念やレイヤ操作の基本的なコマンド(移動,拡大・縮小,回転,鏡像反転,)及びテキスト入力の基本を解説しています。

GIMPをインストールするとWindowsに登録されているフォントが総てGIMPフォントに取り込まれます。しかしこのフォントを使って画像を作成する事は可能ですが商用利用できるか?否かが問題になります。そこで本ドキュメントではWindowsフォントを取り込まない方法及び商用利用OKのフォントの取り込み方を解説しています。

GIMPで切り抜き画像を作成する方法は色々な方法があります。本ドキュメントでは具体的の画像サンプルをベースにパスツールで画像を切り抜く方法を詳しく解説しています。またその他のツールは特徴のみを解説しています。

GIMPが初めての方向けにGIMPのインストールの仕方からGIMPの基本設定を解説しています。特に基本設定でシングルウィンドウモードへの切り替え方法から始まりツールオプションやダイヤログボックスエリアの整理方法を解説しています。