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2020年05月22日

GIMP2.10のブラシのカスタマイズ

ここではGIMP2.10のブラシについて解説しています。

1.GIMP2.10の標準ブラシとは

1-1.ブラシとは

意味 鉛筆 ブラシ エアーブラシ 消しゴム
アイコン

上記のコマンドで利用するブラシは下記から選択する事ができます。

①標準ブラシはタグ(フォルダ名)毎に分類されています。

タグ切替ボタンをクリックすると、タグ(フォルダ)が表示されます。

タグをクリックするとタグに入っているブラシが表示されます。

もう一度タグをクリックするとデフォルト表示に戻ります。

 

②クリップボードブラシ

GIMP画面上で作成した図形を複数配置したいケースがあります。

この時に使うのがクリップボードブラシです。

画像を等で選択し「編集→コピー」を実行すると、ここに登録されます。

これを使って登録図形を複数配置する事ができます。

左側が従来のRGBブラシです。GIMP2.10から右のグレースケールブラシが追加されました。

しかし、色々試しましたが、このグレースケールブラシの使い方が良く判りませんでした。

 

③グレースケールブラシ

大半のブラシがこれになります。

ブラシの色は描画色で描画されます。

 

④RGBブラシ

作成された色で描画されます。

 

1-2.標準ブラシのタグ構造

タグ(ファイル)名 登録されているブラシ
Basic

Fun

GIMP2.10で追加されました

gimp-obsolete-files

GIMP2.10で追加されました。

しかし上記のタグ名ではブラシは表示されません、

ginp等の簡単なタグ名を変更すると右の様なブラシが表示されます。

Legacy

Media

Sketch

Splatters

Texture

上記が判ると標準ブラシの中から使いたいブラシだけを個人ブラシにコピーする事により、不要なブラシを省くことができます。

 

2.ブラシの整理方法

下記の操作を行う前に必ず下記ドキュメントを参照してください。

 GIMP2.10をカスタマイズする為の基本を理解する

 

2-1.必要なブラシを個人フォルダにコピーする。

標準ブラシは下記のフォルダにあります。

C:¥Program Files¥GIMP 2¥share¥gimp¥2.0¥brushes

 

この中で必要なブラシだけを下記の個人フォルダにコピーします。

 c:¥my-gimp¥brushes

 

2-2.ブラシの設定を変更する。

メニューの『編集➡設定➡フォルダ➡ブラシ』を呼び出してください。

そこで個人フォルダ以外を削除して下記の様にして下さい。

以上で標準ブラシから取り込んだブラシだけが表示される様になりました。

 

2-3.ブラシに他のブラシを追加する

標準ブラシから「Basic」だけを取り込んだ場合「c:¥my-gimp¥brushes」は下記の様になります。

上記の「Basic」フォルダの中に各種のブラシが登録されています。

この「Basic」の名前を「タグ」と呼び、ブラシを選択する時にこの「タグ」をクリックすると、この中に登録されているブラシのみを表示する事ができます。

よって、自分でブラシを追加する場合はタグ(フォルダ)に分けて登録します。

私は下記フォルダに分けてブラシを追加しています。

 

3.新規ブラシを追加する

普通のブラシの作り方はGIMP2.8の下記ドキュメントを参照してください

 ­GIMP2.8のブラシを整理して使い易くする

 

上記はファイル識別子が「.gbr」のブラシでした。

ここで説明するブラシのファイル識別名は「.gih」という動画ブラシです。

 

3-1.動画ブラシとは

GIMP2.10で追加された「Fun」にある下記のブラシは動画ブラシです。

 

3-2.動画ブラシのレイヤー構造

<レイヤ構造>

上記は

①GIMPマーク

②GIMPマークがピーマンをくわえている画像

③GIMPマークが花をくわえている画像

④GIMPマークが筆をくわえている画像

のレイヤからから構成されています。

 

3-3.動画ブラシのプロパティ

「.gih」で登録する時のパラメータは下記になっています。

■spacing=100%:連続して描画する時は100%間隔を空けろという意味です。

■並び=random:どのレイヤ画像を書くか?はランダムに行えという意味です。

 

3-4.このブラシの挙動

このブラシを使って描画したサンプルは下記になります。

上記が1クリックを繰り返した画像です。

すなわち4つのレイヤのどの画像が書かれるか?はランダムという事です。

 メモ

上記はランダムの動きですが、これを「incremental」にすると順番に画像が変わります。

また「angular」という設定もありますが、これはマウスの上下左右の動きでどの画像が表示されるかが決まります。

しかし「incremental」、「random」以外は、何処で使うのか?が良くわからないパラメータです。

 

3-5.動画ブラシの使い方

動画ブラシは、色を連続して変えるとか、図形を連蔵して回転させる等に使われている様です。

 

4.外部のブラシサイト

「GIMP ブラシ フリー」で検索すると色々なブラシの提供サイトが出てきます。

その中に矢印が豊富な下記サイトもあります。

http://gimphelp.org/

このサイトのブラシメニュからブラシファイルをダウンロードする事ができます。

又、利用する時はが利用できますがブラシ利用がお勧めです。(鉛筆の場合は背景が黒くなることがあります)

 

メニュ 登録されているブラシ
Arrow Brushes Color 1

Arrow Brushes Color 2

Arrow Brushes BW 1

Arrow Brushes BW 2

ArrowBrushes Black Gloss

Hand Pointer brushes

Button Arrow Brushes

Arrow Action

Cursor brushes

Circle brushes

Checkmark brushes

Star brushes

以上でこのドキュメントの説明は完了です。

関連ドキュメントはメニュの「GIMPタブ」か下記の関連記事一覧から探して下さい。

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