ここに表示されているサンプル画像はGIMP2.10のphotoshopに似せた黒い画面ではなく、素人に判り易い昔の画面を利用しています。
変更方法場合は「画面のカスタマイズ」を参照して下さい。
ここでは下図の様な写真画像から画像の一部を切り抜く方法を解説します。
処理をした結果が下図になります。
電柱が消えました！
ここでは、このような処理をGIMPの下記のスタンプを使って削除する方法を解説します。
スクリプトを使って削除する方法は「GIMPプラグイン(Resynthesizer)で画像から不要な部分を削除する」を参照して下さい。
1.スタンプを使う前に
スタンプは「ブラシに画像を取得」し、そのブラシでクリックする事により「画像を貼り付ける」という動作を行います。
よって「マウスホイールを使ってブラシのサイズを変更」できると操作性が格段にあがりますので「GIMPブラシのサイズをマウスホイールで変更できる様にする方法」を参照してこれができる様にして下さい。
また、どの様なブラシを登録するかは「GIMPのブラシのカスタマイズ方法」を参照して下さい。
ここでは下記のブラシを利用する例で説明します。
2.スタンプの使い方
スタンプの使い方には「1クリック」と「ドラッグ」があります。
1.1クリック
①をクリック
②マウスホイールでスタンプサイズを調整し「Ctrlキー＋クリック」で画像をスタンプに取得する。
③電柱の所をクリックすると、ブラシ画像で描画されます
どの画像で書き換えるかを行って、電柱を消していきます。
しかしこれは面倒です。このような時に使うのがドラックです。
2.ドラッグ
①をクリック
②マウスホイールでスタンプサイズを調整し「Ctrlキー＋クリック」で画像をスタンプに取得する。
③クリックでなく、電柱の上をドラックする。
ポイントは「画像を取得する所」と「ドラッグをする所」を隣接させる事です。
■ドラッグすると画像を取得する場所も一緒に移動します。
④結果は下図の様に一回の操作で電柱を消すことができます。
