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2023年09月30日

mysqldumpでWordPressDBを定期的にバックアップする方法

WordPressは「PHPプログラム」と、MariaDBの中にある「DB」から構成されます。

一方、バックアップソフトの「Hyper Backup」は過去の「特定PHPプログラム」は戻す事が出来ますが「DB」は「MariaDB全体」しか戻せません。

そこで「MariaDBの中の1DBだけを過去に戻す」事を実現する為にはMariaDBの「特定DB」だけを別途バックアップする必要があり、これを行うのがコントロールパネルの中にある「タスクスケジューラ」になります。

下記の順番で説明していきます。

1.事前準備

2.タスクスケジューラの作成と実行

3.戻し方の事例

1.事前準備

1)バックアップフォルダを作成します

このフォルダは「スクリプト」「バックアップデータ」及び「ログ」を入れる器です。

①「File Station」を開きます。

 

②「Web」フォルダを選択して「作成→フォルダの作成」で「mysql_backup」フォルダを作成します。

■「mysql_backup」のフォルダ名は任意ですが大文字小文字は識別しますので「小文字が推奨」です。

2)スクリプトを作成する

①下記のプログラムをEmEditor等のテキストエディタにコピーし編集します。

メモ帳は改行コードが<CR><LF>なので利用できません。

#!/bin/sh
#古い旧バックアップファイルがあった場合は削除
cd /volume1/web/mysql_backup/
if [ -e *.sql ]; then
	rm *.sql
fi
#変数job_errのリセット
job_err=false

#JOB1(test01のバックアップ)
/usr/local/mariadb10/bin/mysqldump --single-transaction --databases test01 --user=root --password=Password > /volume1/web/mysql_backup/out_test01.sql
if [ $? = 0 ]; then
 job1=0
else
 job1=$? job_err=true
fi

#日時とダンプ結果のログ出力
date_stamp=`date '+%Y-%m-%d %H:%M'`	#日時の取得
echo '#'$date_stamp					                    #日時の出力
echo '  test01=' ${job1}			                    #ダンプ結果の出力 

#ダンプにエラーがあった場合はエラーで戻る
if [ $job_err = true ]; then
  exit 1
else
  exit 0
fi

■上記は「test01」というDBをバックアップする例です。

下記の解説を参考に修正して下さい。

下記は「EmEditor」の行番号で解説します。

1行目

・「#!/bin/sh」は記述しなくても動きます。

2~6行目

・「mysql_backup」フォルダ配下にある前回のバックアップデータを総て削除しています。

・古いバックアップデータが残る事によるミスを防止します。

7~8行目

・ダンプエラーを判断する為の変数です。

10~16行目

・1つのDBをダンプするコマンド群です。

・11行目

--databases test01 --user=root --password=Password > /volume1/web/mysql_backup/out_test01.sql

上記の「test01」をにバックアップしたいDB名、「–user=」と「–password=」にMariaDBにログインするIDとパスワードに変更してください。

・12行目の「$?」の中11行目を実行した結果のステータスが入ります。

・複数のDBをダンプする場合は10~16行目をコピーし、job2、job3等で追加します。

18~20行目

・「#2022-09-04 09:36」の様なバックアップ日時を出力します。

21行目

・「test01= 0」の様にjob1の結果を出力します。

・複数のジョブを定義した時は下記の様にこの行を修正します。

echo '  test01=' ${job1}',test02=' ${job2}',test03='${job3}',test04='${job4}

23~28行目

・ダンプにエラーがあった場合はエラーでスクリプトを終了させます。

 

<参考情報>

1.ダウンププログラムの場所

プログラム「mysqldump」は「DSMのバージョン」により場所が異なります。

MariaDB10 MariaDB5
DSM5.2 /usr/syno/mysql/bin/mysqldump
DSM6.0 /usr/bin/mysqldump
DSM6.1以降 /usr/local/mariadb10/bin/mysqldump /usr/bin/mysqldump
DSM7 /usr/local/mariadb10/bin/mysqldump

※プログラムの場所の探し方はSynology NASをSSHでアクセスする方法を参照して下さい。

2.mysqldumpのオプションは下記になります。

オプション 説明
–single-transaction このオプションはデータのダンプ前に、トランザクション分離モードをREPEATABLE READに設定し、START TRANSACTION SQL ステートメントをサーバーに送信します。

よってアプリケーションをブロックすることなく、START TRANSACTIONが発行された時点のデータベースの一貫した状態をダンプします。

–databases ダンプを取るDB名です。
–user= phpMyAdminのログインユーザ名を記述します。
–password= 上記ユーザのパスワードを記述します。

②修正が完了したら下記の方法で保存してください。※重要

■スクリプトファイル「mysql.sh」として保存します。

例)mysql.sh

■改行コードは「LFのみ」を選択して「保存」してください。

■作成した「mysql.sh」は「mysql_backup」に保存します。

以上でDB単位でバックアップを取る準備が出来上がりました。

 

2.タスクスケジューラの作成と実行

1)コントロールパネルから下記のタスクスケジューラを起動します。

サービスの所にある下記アイコンです。

 

2)タスクの作成を実行します。

■上記画面の「作成」→「予約タスク」→「ユーザ指定のスクリプト」を実行します。

 

3)タスクの設定を行います。

①「全般」タブの設定

■「タスク」の所は判り易いタスクの名を入れて下さい

ex)DB-Backup

■「ユーザ」の所は「root」を選択してください。

上記の「root」とは、Synologyのシステム構築IDです。

■「タスク設定タブ」をクリックします。

②「タスク設定」タブの設定

■『Eメールで詳細な実行情報を送信』にチェックを入れると、無条件に指定したメールに実行結果が通知されます。

■『スクリプトが異常終了した場合のみ詳細な実行情報を送信』にチェックを入れるとエラーがあった時だけメールが送られるようになります。

・スクリプトのデバックの時:チェックなし

・本番時:チェック

■『ユーザ指定のスクリプト』の所に下記をコピーして貼り付けて下さい。

/volume1/web/mysql_backup/mysql.sh>>/volume1/web/mysql_backup/mysql_backup.log

・「xx/mysql_backup.sh」は、実行するシェルスクリプトです。

・「>>xx/mysql_log.txt」は、実行結果のログを記載するログファイル名です。

 メモ

>>」は追記「>」は上書きになります。

■「スケジュールタブ」をクリックします。

③「スケジュール」タブの設定

■スケジュール設定のポイントはHyper Backupの「ローカル」や「他のSynologyNAS」でシステム全体をバックアップする直前にDBをバックアップする事です。

この設定を正しく行わないとその日のDBが取得できません。

④総ての入力が終わったら『OK』を挿入しジョブを登録します。

警告メッセージが表示されますが「OK」を挿入するとタスク一覧画面にジョブが追加されます。

 

4)マニュアルで「タスク」を実行させます

■上記の実行ボタンを挿入して、正常にバックアップデータとログが書き込まれるか?を確認してください。 

■実行後のWebDAV接続で「mysql_backup」フォルダの中を確認します。

ログファイルとSQLファイルが追加されていたら成功です。

・「mysl_backup.log」は、メモ帳でなくEmEditorで開いてください。

・また「out_XX.sql」ファイルもEmEditorで開くと、中身が見れます。 

以上で定期的なMySQLDBのバックアップが完了しました。

 

3.戻し方の事例

ここでは「test01」というWordPressを過去の時点に戻すケースで解説します。

戻すデータは下記になります。

①web直下にある「test01」フォルダ

②mysql_backupフォルダの中にある「out_test01.sql」ファイル

 

1.バックアップデータから戻す前にやる事

①「test01フォルダ」をリネームします

test01→_test01

­ ­理由

「Hyper Backup」のリストアは「上書き」です。

よって障害がある「プラグイン」や「ファイル」がバックアップデータに無い場合は、現在のファイルがそのまま残ります。

よって障害がそのまま残る可能性があります。

②「mysql_backup」フォルダの当該SQLファイルをリネームします。

out_test01.sql→_out_test01.sql

­ ­理由

過去のSQLファイルが戻った事を確認する為です。

 

2.「Hyper Backup」からバックアップデータを戻します。

1)下記アイコンをクリックします。

2)下図が表示されます

■戻し方は①と②があります。ここでは①を利用します。

■①を実行すると画面の下の方に下記が表示されます。

上記から戻す日時を選択します。

■webフォルダから戻したい「test01」フォルダを選択して「復元」ボタンを挿入します。

これで過去の「test01プログラム」が戻りました。

■「mysql_backup」フォルダを開いて、戻したい「out_test01.sql」を選択して「復元」ボタンを挿入します。

これで過去の「out_test01.sql」ファイルが戻りました。

 

3.DBを復元します

①phpMyAdminを起動してください。

②今まで使っていたDBの名前を変更する

対象のDBを選択すると下記メニュが表示されます。

■「操作」メニュをクリックします。

③データベース名の変更を実行する

■新しいDB名(例:_test01)を入力して「実行」ボタンを挿入します。

これでDB名が変更されました。

 

④左上にある「サーバ」選択して型、インポートタブを開いてください。

 

⑤インポートするSQLファイル「out_test01.sql」を指定し、インポートを実行します。

インポートでエラーになった時は下記ドキュメントを見て下さい。

 phpMyAdminでSQLファイルをインポートする時のエラーと対策

 メモ

「mysqldump」でダンプしたSQLファイルのの先頭に下記コマンドが入っています。

CREATE DATABASE /*!32312 IF NOT EXISTS*/ `db名` /*!40100 DEFAULT CHARACTER SET utf8 */;
USE `db名`;

上記は

①指定したDBが無い場合は、新しくDBを作ります。

②またこれから実行するSQLは「db名」に書き込みます。

を意味します。

よって、DBを選択しなくて新規にDBが作られて過去のDBが復元されます。

以上で「test01」のWordPressを過去の時点に戻す事ができました。

WordPareeno「test01」を起動して確認して下さい。

 

尚、障害を起こした「_test01」フォルダとその時のDBがありますで、ジックリ原因を解析する事ができます。

但し「_test01」でWordpressを起動させる場合は「wp-config.php」と「.htaccess」を「test01」から「_test01」に変更する必要があります。

以上でこのドキュメントの説明は完了です。

関連ドキュメントはメニュの「Synologyタブ」か下記の関連記事一覧から探して下さい。

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