HOME  /Synology(法人)
 /Hyper Backupを使ったSynologyのハードウェア変更
2019年08月24日

Hyper Backupを使ったSynologyのハードウェア変更

Synologyのハードウェア変更をする理由には色々考えられます。

①ハードウェアが古くなったので交換したい

②ディスクの管理システムを変更したい(SHRから通常RAIDに変更)

私の場合はSynologyのメインシステムをSHAに変更したいとの理由からハードウェア変更を実施しました。

­ ­メモ

SHR(Synology Hybrid RAID)とは

SHRは、Synologyが開発した RAID管理システムです。

これは、ユーザーが RAIDに詳しくなくても、ストレージ拡張が簡単に行えるシステムですが、弱点はSHAに対応できません。

SHAを使う為には通常のRAIDシステムが必要になります。

SHA(Synology High Availability)とは

SHAはSynologyが開発したHA(High Availability)ソリューションです。

同じ構成の製品を2台並べてLAN接続するだけで、アクティブサーバのディスクがクラッシュしたり、ハードが故障した時に、自動でスタンバイサーバーに切り替わり、システムのダウン時間を最小限にする仕掛けです。

 

ここでは「Hyper Backup」を使って旧システムを新システムに移行する方法を解説します。

[旧システム]

・ハード:DS213+

・ディスク:SHR(ディスク1本)

・アプリケーション:NAS+Webサーバ(WordPress)+Photo Station

[新システム]

・ハード:DS718+

・ディスク:Basic(ディスク1本)

・アプリケーション:旧システムのアプリケーションを移行します。

 

1.新システム側で準備する事

1-1.新システムにDSMをセットアップする。

セットアップ方法は下記URLを参照してください。

 ­SynologyのNASのセットアップ方法

この時に注意する事は下記です。

管理者IDはadminでセットアップします。

­ ­メモ

Hyper Backupでシステム情報を戻す時に「admin」は特別な意味を持ちます。

②Quick Connect IDは今の時点では不要ですのでスキップして下さい。

③ディスクは将来的にSHAに移行する事を考えてBasic又はRAID1又はRAID5にして下さい。
今回の移行ではディスクは1本なのでBasicにしました。

 

1-2.固定IPを設定する

DSMのセットアップが完了したら必ず新しい固定IPアドレスを設定して下さい。

やり方が判らない場合は下記URLを参照してください。

 ­SynologyのNASの固定IPアドレスを設定する

 

1-3.Hyper Backupを使える様にする。

①パッケージセンタから「Hyper Backup」をインストールする。

②パッケージセンタから「Hyper Backup」をインストールする。

 

1-4.バックアップ先の共有フォルダを設定する。

コントロールセンタ→共有フォルダ」でバックアップ先の共有フォルダを設定します。

例)Backup-data等

以上で新システム側の準備は完了です。

 

2.アプリケーションの移行

アプリケーションの移行は下記URLを参考に移行して下さい。

 ­Hyper backupを使ったアプリケーションのサーバ間移行

 

3.移行後に行う事

①旧システムをシャットダウンする

②新システムのIPアドレスを旧サーバのIPアドレスにする。

③Quick Connect IDを旧サーバの物にする

③不要なバックアップファイルは削除する

最終テストを行って移行は完了です。