HOME  /Synology
 /Dynu.comから無償のドメイン名を取得する方法
2020年05月24日

Dynu.comから無償のドメイン名を取得する方法

SynologyのDDNSはサーバに1つしか取得できません。

よってサーバに2つ以上のDDNSを使う場合はSynology以外の無償DDNSサイトからDDNSを取得する必要があります。

またDDNSなら何でも良いのではなく、『URLで更新できるDDNS』でないとSynologyでは利用できません。

『Dynu.com』が発行してくれるDDNSは、この条件に合った物となります。

 

1.Dynu.comからDDNSを取得する

1-1.下記URLで表示された画面からDDNSを申請する。

https://www.dynu.com/en-US/ControlPanel/AddDDNS

下記画面が開きます。

①右の『Top Level』欄をプルダウンして利用したいドメインの種類を選択します。

②左の『Host』欄にユニークな名前を入れ、ADDボタンを挿入します。

指定したDDNSが既に利用されていた場合はエラーになります。
空いているDDNSの場合は、下記画面に行きます。

 

1-2.表示された画面にユーザ名やメールアドレスを入れます。

First Name:名前(英数字です)

Last Name:苗字(英数字です)

Username:ログインや更新時に使う名前で重要です(英数字です)

Password:ログインや更新時に使うパスワードで重要です

Email Address:このアドレスにメールが送られてきます

『私はロボットではありません』にチェックを入れた後、Submitボタンを挿入します。

 

1-3.上記で登録したメールアドレスにDynu.comから、メールが届きます。

指定されたURLをクリックするとDDNSの取得が完了します。

­ ­注意

上記で取得したDDNSは、申請したパソコンのIPアドレスにDDNSが紐づけられただけで、SynologyサーバのIPアドレスではありません。

よって今度は、Synologyサーバ側の設定を行います。

 

2.外部アクセスの設定を行う

2-1.コントロールパネルの外部アクセスを開いてください。

下記画面が開きます。

DDNSタブのカスタマイズボタンを挿入します。

 

2-2.下記画面が開きますのでサービスプロバイダの登録を行います。

サービスプロバイダ:Dynu(任意名称)を入力します。

Query URLに下記を入れ、保存ボタンを挿入してください。

http://api.dynu.com/nic/update?hostname=__HOSTNAME__&myip=__MYIP__&username=__USERNAME__&password=__PASSWORD__

※上記の青字部分はDynu.comの変数名、赤字部分はDiskStationの変数名になります。 

このような形式の更新ができないとSynologyサーバのDDNSとして利用できません。

 

2-3.DDNSの追加を挿入します。

上記画面の追加ボタンを挿入します。

 

2-4.Dynu社のDDNSを更新する設定を行います。

サービスプロバイダの下矢印をクリックして登録したプロバイダ(Dynu)を選択します。

ホスト名:Dynu社から取得したDDNSを入力します。

ユーザ名/Eメール:DDNS取得時のusernameを入力します。

パスワード:DDNS取得時のパスワードを入れます。

OKを挿入して完了です。

 

暫くしてステータス欄が正常になると、DSMのIPアドレスがDynuのDDNSに登録された事を示しています。

以上でDynuで取得したDDNSに定期的に更新処理が走り、このDDNSでSynologyがアクセスできるようになります。

 

3.DynuでDNSレコードを追加する方法

Dynuでは、取得したDDNSに任意のDNSレコードを追加する事ができます。

但し、この機能はDDNSを取得してから1か月が経過しないと利用できません。注意して下さい。

 

3-1.Dynyにログインする

https://www.dynu.com/

上記URLをクリックして下さい。

下記のいづれかの画面が表示されるので赤枠のアイコンをクリックします。

下記画面が表示されます。

DDNSを取得した時のEmailアドレスとパスワードを入れてLoginボタンを挿入します。

下記アイコンリストが表示されます。

上記の「DDNS Service」がDDNSの追加やDNSサービスを利用するメニュになります。

「DDNS Service」を起動すると下記画面が表示されます。

+ADDボタン

DDNSを追加する場合に挿入します。

ボタン

DNSレコードを追加する場合に挿入します。

ボタン

設定されているDNSレコードを表示する時に挿入します。

3-1.MXレコードの設定

MXレコードはメールを送る場合はここに送ってください!というレコードです。

ここでは取得したDDNSと同じものを設定して下さい。

「cmail.dynu.net」でDDNSを取得した場合はMXレコードも「cmail.dynu.net」です。

を挿入します。

下記画面が表示されます。

①Typeの所にある▼をクリックして「MXレコード」を選択します。

②hostname欄に取得したドメイン名を入れます。

③「Add DNS Record」ボタンを挿入するとMXレコードが追加されます。

­ ­MailPlus Serverの設定メモ

MailPlus Serverの構築はDynuで取得したDDNSで構築します。

この時、ホスト名(FDQN)が「mail.取得したDDNS」になりますが、「mail.」は削除して下さい。

これでDNSの設定とMailPlus Serverの設定が一致します。

 

3-2.SPFレコードの設定

SPF(Sender Policy Framework)とは、受信したメールのIPアドレスが、DNSに登録されているIPアドレスと一致するか?を調べる認証方式です。

よってIPアドレスを登録します。

を挿入します。

下記画面が表示されます。

①Typeの所にある▼をクリックして「TXTレコード」を選択します。

②Node Name欄には何も入れません。

③Text欄には下記の形式でデータを入力します。

v=spf1 ip4:×.×.×.× -all

×.×.×.×はIPアドレスです。

④「Add DNS Record」ボタンを挿入するとSPFレコードが追加されます。

 

3-3.DKIMレコードの設定

メール送信者は秘密鍵で暗号化した署名を送付します。一方、これを複合する公開鍵をDNSに公開します。

メール受信者はDNSの公開鍵で復号する事によりこのメールが改ざんされてない事を確認します。

これをDKIM(Domain Keys Identified Mail)と呼びます。

 ­この設定の前に

MailPlus Serverの設定で下記の情報を取得しておいて下さい。

・DKIMセレクタのプレフィックス名
・パブリックキー

パグリックキーはクリップボードにコピーしておくと設定が楽になります。

を挿入します。

下記画面が表示されます。

①Typeの所にある▼をクリックして「TXTレコード」を選択します。

②Node Name欄には下記を入力します。

×××._domainkey

×××はDKIMセレクタのプレフィックス名です。

③Text欄は下記の形式でデータを入力します。

v=DKIM1; k=rsa; p=△△△

△△△はパブリックキーです。

④「Add DNS Record」ボタンを挿入するとDKIMレコードが追加されます。

 

3-4.DMARCの設定

DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance)はSPFやDKIM認証に失敗した場合にその取扱をどうするかを相手のメールサーバにお願いする機能です。

を挿入します。

下記画面が表示されます。

①Typeの所にある▼をクリックして「TXTレコード」を選択します。

②Node Name欄には下記を入力します。

_dmarc

③Text欄は下記の形式でデータを入力します。

v=DMARC1; p=none; pct=100; rua=mailto:×××

×××はメールアドレスです。

④「Add DNS Record」ボタンを挿入するとDMARCレコードが追加されます。

 

以上でこのドキュメントの説明は完了です。

関連ドキュメントはメニュの「Synologyタブ」か下記の関連記事一覧から探して下さい。

又、このサイトには、Google広告が掲載されています。

この記事が貴方の参考になりましたら、広告もご覧頂ければ幸いです。


<関連記事一覧>

「synology」に関連するドキュメントを表示しています。尚、このページネーションはJquryで制御しています。

今まではWordPressの更新にあまり気を使いませんでしたが、WordPress5.5に更新しようとするとエラーが発生して、更新できない事態に遭遇しました。そこで5.5に更新する裏技を紹介しています。

ここではSynologyのphpMyAdminの「Incorrect format parameter」エラーについて解説します。このエラーは32MB以上のSQLファイルをインポートしようとした為に発生するエラーです。ここではその回避方法を解説しています。

Wordpressのセキュリティ強化の方法として「SiteGuard WP Plugin」と「Google Authenticator」の使い方を解説しています。

WordPressを構築した後、URL変更をしたい等のニーズが発生しますが、この時に重要なのはWordPressの稼働環境を理解する必要があります。ここでは「WordPressの稼働環境」と「MariaDBの中の構造」を解説しています。

Synologyサーバで大量のデータをコピーすると数十分の時間が掛かる事があります。これを数分以内でコピーする方法を解説しています。

「PHP7.0」から「PHP7.3」に変更したや、画面が途中で表示されないという問題が発生しました。この時に対応した内容を紹介しています。

自宅や職場のLANの中に「複数台のSynologyサーバ」があり、且つ、それらをhttpsでアクセスしたい場合に、SSL証明書をどうすれば良いか?を解説しています。

私の自宅は2019年末に「IIJMIO光」から「so-net光プラス」に変更しました。その結果、外部からWebサーバにアクセス出来ないという障害が発生しました。これにどう対応したか?の履歴が記載されています。

SynologyのDSMで80/443以外のポート番号を使ったWebサイトを構築する方法を解説しています。

SynologyでWordPressのURL変更を「Search-Replace-DB」で行う為には、ポート番号指定でDBを見に行く必要があります。ここではこの使い方を解説しています。

アルバムを公開アルバムにするとPhoto Stationで公開写真WEBサイトを構築する事ができます。更に、このサイトを「検索エンジンにインデックスさせる」と更に公開範囲が広がります。ここでは公開アルバムに関連する設定を解説しています。

スマートデバイスの写真を「DS Photo」を使ってPhoto Stationにアップロードする事ができます。アップロード方法には①バックアップコマンド②アップロードコマンドがあります。①を使うと写真を撮った段階で自動的にアップロードすることが可能です。

Photo Stationにはスマートデバイス専用のアプリケーションが用意されています。これがDS Photoです。
ここではこの使い方を解説しています。

Photo Stationは基本のPhoto Station以外にDSMユーザ毎に個人用Photo Stationを作成する事ができます。
ここでは個人用Photo Stationの作成方法と使い方を説明しています。

Photo Stationの基本は「公開写真Webサーバー」です。ここではこれを特定の人達で共有する方法を解説しています。

Synologyの「Photo Station」パッケージを利用するとスマホやデジカメで撮影した写真をNASサーバの中に保管をして色々な人と共有する事が可能になります。ここではこのPhoto Stationの起動方法と「Photo Station」用語を解説しています。

FTPの定番ソフトであるFFFTPを使って、SynologyのNASと接続する方法を解説しています。また対象は暗号化なしではなく、SSL証明書を使ったFTPS接続のケースになります。

iOSデバイスのWi-Fiの設定にDNSサーバを指定する方法を解説しています。

Synologyを使い始めてから何回かアプリケーション更新後に障害が発生しました。その時にはバックアップからアプリケーションを戻しますが、その戻し方を解説しています。

SynologyのPhoto Stationを利用した時に発生したエラーとその対策を解説しています。

AndroidデバイスのWi-Fiの設定にDNSサーバを指定する方法を解説しています。

SynologyのDSMに対するアタックの見方DSMの管理者を2段階認証にする方法を解説しています。

SynoloigyのDSM6.1からMariaDB5とMariaDB10の2つのDBがリリースされました。ここではMariaDB10とこのDBをアクセスするphpMyAdminの設定方法を解説しています。

SynologyのDSMではVer6の途中から無償のSSL発行サイトのLet’s Encryptをサポートし始めました。しかし操作はマニュアルを見てもわからないので色々試した結果を解説しています。

Synologyサーバに『NO-IP.com』のDDNSを利用する応報を解説しています。

phpmyadminのセキュリティ対策として①phpMyAdminを別名にする方法②phpMyAdminをrootでアクセスできなくする方法
③phpMyAdminアクセスをローカルに限定する方法を解説しています。

SynologyのNASにWebサービスを立ち上げると、WordPressを使ったWebサイトや、EC-CUBEを使ったECサイト等を立ち上げる事ができます。本ドキュメントはWebサービスの立ち上げ方、仮想ホスト機能、パーソナルWebの機能について解説しています。

WordPressをインストールするとディフォルトではサイトURLはドメイン名/WordPressフォルダになります。これをドメイン名だけにする為にSynologyの仮想ホスト機能を使います。本ドキュメントはこの使い方を解説しています。

WordPressの動作環境を変更すると、DBをダイレクトに変更しなければならないケースがあります。このドキュメントはphpMyAdminのエクスポートとインポートを使って修正した事例を紹介しています。

無償DDNSのDDNSサイトのmydns.jpからドメイン名を取得する方法を記載しています。このサイトはIPアドレスの通知にクエリーパラメータ方式も利用できる無償のDDNSサイトなので、IPv6にも対応したDDNSサイトです。

Synology のサーバをhttpsでアクセスする為には、サーバ側にSSLサーバ証明書を入れる必要があります。本稿では自証証明書の作成方法からWindowsPCへの証明書の登録方法を解説しています。

synologyにVPNで接続する方法を解説しています。VPNはPPTPとL2TP/IPsecを解説しています。またWindowsでL2TP/IPsecを使う場合はレジストリを変更する必要があります。この辺も解説しています。

QuickConnectは自宅にあるSynologyのNASサーバが常時Synologyのサイトと接続されている環境を使ってインターネットからアクセスする方法です。この方法はルータの設定変更を必要としないのであまりネットワークに詳しくない人でも利用できる特徴がありますが、利用できるのは特定アプリケーションのみです。

SynologyのNASのOSはDSMになります。このドキュメントはDSMの更新方法について解説しています。

ここではSynoligyサーバを「Hyper Backup」アプリケーションで、Googleドライブにバックアップ/リストアする方法を解説しています。

Synologyを複数台持っている場合は、Synology間でバックアップを相互に持たせる事ができます。ここではその方法を解説しています。

SynologyのMariaDBから、mysqldumpを使ってDBを定期的にダンプする方法と、それを利用してWordPressを過去の時点に戻す方法を解説しています。

SynologyのNAS機能に関連するメニューは①ファイルサービス、②共有フォルダ、③グループ、④ユーザがありこれらの関連性を解説しています。また利用権限は各々のメニューの中でも設定できるため誰に何の権限を与えたか?が判りずらい為、権限設定の考え方の例を解説しています。

Synologyの自動セットアップはLAN上のDHCPサーバから割り振らてたIPアドレスが割り振られています。本稿ではこれを固定IPアドレスに変更する方法と、DSM(DiskStation Manager)にアクセスする為のポート番号の設定を解説しています。

DSM(DiskStation Manager)のログイン画面をカスタマイズする方法を解説しています。これを使う事により企業特有のログイン画面が作成できます。

SynologyのDSM6の基本画面とコントロールパネルの基本的な使い方を解説しています。

SynologyのNASは独自のDSM(DiskStation Manager)というOSで動いております。私が経験したのはDSM4、DSM5を経由し、現在はDSM6を利用しています。どのバージョンでも操作は基本的には変わりません。

Synology サーバとWindowsPCをWebDAV接続すると、インターネット環境やローカル環境からアクセス権限を持った総てのフォルダがローカルフォルダと同様に利用できるようになります。ここではこの方法を解説しています。

SynologyのWordpressパッケージをインストールする方法を解説しています。

Synology のNASをインターネットからアクセスする方法としてDDNS(Dynamic DNS)を利用する方法があります。本稿ではDDNSにSynologyのDDNSを利用する方法と、インターネットルータへのポート番号設定事例を紹介しています。

SynologyのNASにWordpressを インストールしてWebサーバを構築する場合、ローカルPCからもURLでアクセスできる必要があります。この解決方法にSynologyのDSM Serverを使う方法を解説しています。

SynologyのNASに日本語版WordPressをインストールするやり方を解説しています。複数のWordPressも同一手法で稼動させることができます。