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2018年03月24日

MariaDB5とMariaDB10のアクセス権の設定

下記を実行する前に下記のWebサービスを稼働させてください。

 ­SynologyにWebサービスを立ち上げる。

­ ­私のMariaDBの経緯

私のSynologyはDSM5.2からスタートし、DSM6.0を経由して現在はDSM6.1で運用しています。

以前はMariaDB5しかなかったのですが、現在はMariaDB5とMariaDB10の2つのDBがあります。

しかしMariaDB10が出た以上は、総てMariaDB10で運用するのが基本と思います。

そこでここではこれらのDBについて判っている事と、MariaDB10オンリーにする方法を解説します。

 

1.MariaDBのインストール

パッケージセンタからMariaDB5とMariaDB10をインストールして下さい。

 

MariaDBをインストールすると下記の設定でインストールされます

・ID:root

・パスワード:なし

更に、インストールしたMariaDBを開くと下記の様な情報が記載されています。

①MariaDB5の場合

②MariaDB10の場合

­ ­重要情報

①ポート番号

これはphpMyAdminアプリがどのDBをアクセスするのか?の時に利用します。

②ドメインソケット

これはWordPressパッケージがどのDBをアクセスするのか?の時に利用します。

 

2.phpMyAdminのインストール

パッケージセンタからphpMyAdminをインストールして下さい。

このアプリケーションはMariaDBをダイレクトアクセスするツールです。

MariaDBのインストールではrootのパスワードなしでインストールされるので、この辺の変更を行っていきます。

 

2-1.新規DB管理者を登録する方法

①このアプリケーションを起動して下さい。

下記画面が表示されます。

上記のプルダウンからMariaDB10を選択し、ユーザ名:rootパスワード:空白でログインして下さい。

 

②表示された下記画面のUser accountsタブを選択します。

 

③表示された画面から下記のAdd user accountをクリックします。

 

④表示された画面に必要情報を入力して下さい。

・User name:登録したいユーザIDを入力します。

・Host name:プルダウンからローカルを選択して下さい。

・パスワードRe-typeにパスワードを入力して下さい。

・グローバル特権のCheck allをチェックして下さい。

 

⑤画面の下の方にある実行ボタンを挿入すると、新規DB管理者が作成されます。

 

⑥一度、ログアウトしてから新規DB管理者でログインできるか?を確認してください。

画面左上にあるログアウトアイコンをクリックするとログアウトできます。

ログインできない場合はrootのパスワード無しでログインして中身をチェックしてください。

 

2-2.不要なIDの削除とrootのパスワード設定

現在の状態は新規DB管理者はパスワードを使ってログインできる様になりましたが、rootのパスワード無しでもログインできる!というアンバランスな状態です。

①User accountsタブを開いてユーザ一覧画面を見てください。

※1.一覧リストの一番下に新規に登録した管理者が表示されています。

※2.赤枠の中を見てください。
権限もパスワードもない不要なユーザ名です。

※3.青枠の中を見てください。
4個のroot項目がありますが、ログイン画面で使われるのはlocalhostだけなのでこれ以外は不要なユーザ名です。

rootlocalhostの右にあるedit privilegesボタンを挿入し、rootにもパスワードを設定して下さい。

 

③最後にパスワードを設定してないIDにチェックを付け、下記画面の削除にチェックを付け実行してください。

何故かエラーが出ますが、User accountsタブに入り直すと不要IDが削除されています。

以上でアカウント関連が整理されました。

 

3.MariaDB10だけにする方法

MariaDB10が出た以上、MariaDB5でデータバースを作る必要はありません。

そこで、総てのDBをMariaDB10に移行した事を前提条件にして、MariaDB10だけを利用する方法を下記に解説します。

 

Web→phpMyAdminフォルダの中にあるconfig.inc.phpをEmEditorで開いてください。

現在の設定は下記になっています。

$i = 0;
$servers_json_str = file_get_contents('/var/packages/phpMyAdmin/target/synology_added/etc/servers.json');
foreach (json_decode($servers_json_str, true) as $server) {
	$i++;
	$cfg['Servers'][$i] = $server;
}

※1.上記はforeachでMariaDB5とMariaDB10をサーチしています。

 

よって、MariaDB5を停止またはアンインストールすると、1個のDBしかサーチされない為、選択肢は消えMariaDB10のみとなります。

 ­メモ

phpMyAdminのセキュリティ対策の為にconfig.inc.phpを変更しなければならない場合があります。

これに関しては下記URLを参照してください。

 ­phpMyAdminのセキュリティ対策

またMariaDB5に入っているDBをMariaDB10に移行したい場合は下記URLを参照してください。

 ­phpMyAdminを使ってDBを修正する