HOME  /Synology
 /Photo Stationの基本を理解する
2019年02月25日

Photo Stationの基本を理解する

Synologyの「Photo Station」パッケージを利用するとスマホやデジカメで撮影した写真をNASサーバの中に保管し、色々な人と共有する事が可能になります。

 

しかし設定の仕方によっては

公開写真WEBサーバ:URLを知っていれば誰でも見る事ができます

非公開写真WEBサーバ:アカウントを持っている人しか見れません。

になりますので注意して設定する必要があります。

 

下記順番でPhoto Stationの基本を解説していきます。

1.Photo Stationのインストール

2.Photo Stationへのアクセス方法

3.Photo Stationの画面を覚える。

4.アルバムの種類

5.lightboxとは

6.写真のアップロード方法

 

1.Photo Stationのインストール

Photo Stationを動かす為には下記のアプリケーションのインストールが必要になります

1-1.PHP7.0をインストールする

パッケージセンタから下記アイコンのアプリケーションをインストールして下さい。

1-2.Photo Stationをインストールする。

パッケージセンタから下記アイコンのアプリケーションをインストールして下さい。

上記のPhoto Stationをインストールが完了すると共有フォルダの中に「Photo」フォルダが作成されます。

このフォルダの中に写真が登録され、ここのアクセスするのが基本のアクセスです。

­­メモ

基本のPhoto Station以外に「個人用Photo Station」もあります。

個人用Photo Stationは、DSMユーザ個々が利用できるPhoto Stationでです。

個人のhomeディレクトリの中にPhoto フォルダが作成され、ここに写真が登録されます。

この使い方については下記URLを参照してください。

 ­個人用Photo Stationとは

 

2.Photo Stationへのアクセス方法

Photo Stationへのアクセス方法には下記の2つの方法があります。

①DSMの「Photo Station」アイコンをクリックして起動する

②chrome等のブラウザからURLでアクセスする

­ ­注意

例えばDSMにadminでログインして、Photo Stationを起動した場合、Photo Stationがadminで起動されるとは限りません。あくまでもブラウザが記憶しているIDで起動されます。

Photo StationはWEBシステムなので、②のブラウザから起動する習慣をつけてください。

 

ブラウザからアクセスする方法は下記の2つがあります。

QuickConnect IDでアクセスする方法

【アクセス方法】

http:quickconnect.to/貴方のQuickConnect ID/photo

QuickConnect IDを取得してない場合は下記ドキュメントを参照してください。

 ­QuickConnectでSynologyサーバをアクセスする

この方法はルータの設定ができない人には有益なツールですが、セキュリティ面からあまり推奨しません

 

②URLでアクセスする方法

【HTTPアクセス】

http://貴方が取得したDDNS/photo

DDNSを取得していない場合は下記ドキュメントを参照してください。

 ­­SynologyのDDNSでサーバをアクセスする方法

­ ­メモ

Photo StationにはDSMユーザでない人(知人)に写真のURLを送る「共有フォルダ」機能があります。

この為にはDDNSが必須になりますので、この際、DDNSを取得しておくことをお勧めします。

又、貴方が取得したDDNSを「仮想ホスト機能」でWebフォルダの特定ディレクトリにリダイレクトしている場合は、Photo StationのDDNSとして利用できません。

リダイレクトしてない新たなDDNSを取得して下さい。

仮想ホスト機能とは?については下記URLを参照してください

 ­SynologyにWebサービスを立ち上げる。

新たにSynology以外のDDNSを取得する場合は下記URLを参照してください。

 ­Dynu.comから無償のドメイン名を取得する方法

 

【HTTPSアクセス】

https://貴方が取得したDDNS/photo

https化ができてない場合は下記URLを参照してください。

 ­Let’s Encryptの無償のSSL証明書の取得方法

­ ­メモ

昔はSSL証明書が有償だったので個人のWEBサイトではあまり使われていませんでした。

しかし「Let’s Encrypt」の無料SSLの登場により、個人のWEBサイトでもSSLが使える様になりました。

これを利用すると通信が暗号化されるので、情報が漏えい等の危険性が飛躍的に減少します。

 

【結論】

Photo StationのアクセスはDDNSアクセスで、HTTPSがお勧めです。

­­

 

3.Photo Stationの画面を覚える。

3-1.基本画面

Photo Stationを起動すると下記画面が表示されます。

①アカウント表示領域

ここにサインインしているIDが表示されます。

IDが表示されてない場合はサインインボタンを挿入し、下記画面からサインインします。

②メニュ領域

ここにそのユーザが利用できるメニュが表示されます。

③アルバム表示領域

利用者が見れるアルバムが表示されます。

 

3-2.写真サムネールの表示画面

アルバムをクリックすると、写真のサムネール一覧が表示されます。

しかし、写真の表示枚数は50枚がデフォルトで、これを超えると画面の下にページナビゲーションが表示されます。

上記の「すべて表示」をクリックすると総ての写真がスクロールで見る事ができます。

 

4.アルバムの種類

4-1.基本アルバム

アルバムには下記の2種類のアルバムがあります

①個人(セキュア)アルバム

このアルバムに登録された写真は、Photo Stationユーザしか見る事ができません。

 ­メモ

家族写真や保育園、幼稚園等の限られたメンバーで写真を共有する場合は、必ずこの個人アルバムを利用して下さい。

間違って公開アルバムにすると写真情報が漏えいします。

 

②公開アルバム

このアルバムに登録された写真は、一般のWEBサーバと同様に総ての人が見えます。

またGoogle等の検索エンジンにこのPhoto Stationをインデックさせる設定により公開範囲を更に拡大させる事ができます。

­ ­メモ

公開アルバムは写真家が自分が撮影した写真を公開するWEBサイトです。

Photo Stationでは、このニーズに対応させる為にGoogleやWordPress連携やウォーターマーク(写真に入れるすかし)等の機能も用意しています。

 

4-2.その他のアルバム

Photo Stationでは基本アルバムの見方を変える下記の様なアルバムを設定する事ができます。

①スマートアルバム

各写真に場所タグや一般タグ(お気に入り等)をつけます。

スマート アルバムは、このタグ単位に写真をまとめて表示してくれます。

②共有アルバム

このアルバムは一部の写真を知人に送る場合に利用する期間限定のアルバムです。

写真を選択して共有アルバムを作成し、そこに付いたURLをメール等で送ると、メール受信者はそのURLから写真を見たりダウンロードができます。

③ポートフォリオ

複数の基本フォルダに名前を付けたアルバムを作る事ができます。

 

4-3.各アルバムの関連図

上記の各アルバムの関連図を下記に示します。

 

5.lightboxとは

Photo StaTionを起動すると写真のサムネールが表示されます。

そのサムネールをクリックすると下記の様な画面が表示されます。これが「lightbox」です。

­ ­メモ

ライトボックスとは、Webページ上のサムネイル画像を拡大表示できるJavaScriptのライブラリです。

ライトボックスは、サムネイル画像をクリックするとモーダルウィンドウを開いて拡大画像を表示させる方法を取っています。

Photo Stationはこの「lightbox」を利用しています。

写真に加えて、右側に写真に関する各種情報が表示されます。

これを「lightbox情報」といいます。

 ­メモ

設定メニュに「コメントを許可する」という設定があります。

これを許可した場合は「lightbox情報」の所に、コメント入力欄が追加されます。

 

6.写真のアップロード方法

Photo Stationに写真をアップロード方法はデジカメの写真かスマホの写真か?によって異なります。

1) デジカメ写真のアップロード方法

デジカメ写真はSDカードをPCに挿入し、下記の色々な方法でアップロードします。

①Photo Stationメニュで行う

この方法はリモート環境でも可能です。

写真をアップロードするフォルダを選択し、下記のメニュから写真を登録する。

アップロードできる単位は「ファイル」です。

 

②Synology Photo Station Uploaderで行う

この方法はローカル環境のみです。

Synologyのダウンロードセンタから当該プログラムをダウンロードし、PCにインストールします。

このプログラムはPCでサムネールを作成して、サーバにアップロードするプログラムになります。

アップロードできる単位は「フォルダ」です。

 

②NASフォルダのPhotoフォルダを開いて、その中に写真を直接コピーする。

この方法はローカル環境のみです。

アップロードできる単位は「フォルダ」でも「ファイル」でもOKです。

NASフォルダの作成方法は下記URLを参照してください。

 ­SynologyをNASとして使う為の設定

 

③WebDAVでPhotoフォルダを開いて、その中に写真をコピーする。

この方法はローカル環境でもリモート環境でもOKです。

アップロードできる単位は「フォルダ」でも「ファイル」でもOKです。

WebDAVアクセスについては下記URLを参照してください。

­ ­Synology NASをWebDAVでアクセスする方法

 

­­­ ­「Synology Photo Station Uploader」と「WebDAV」の性能比較結果

【PCの性能】

CPU:Intel(R)Core(TM)i3-5010U 2.1GHz 64bit RAM:4GB

【NAS(DS718+)の性能】

CPU:Intel Celeron J3455 クワッドコア1.5burst up to2.3GHz 64bit RAM:4GB

 

【Wi-Fi接続で写真662枚をアップロードさせた時の時間】

Synology Photo Station Uploader32分

WebDAV22分(7分がアップロードで、残り時間がサムネール作成時間)

 

サーバ性能が極端に遅くない限り「お勧めはWebDAV」です。

これを使い始めると他の方法では面倒です。

 

2)スマホ写真のアップロード

スマホの写真をアップロードするには「DS Photo」というスマホのアプリケーションを利用します。

詳細は下記URLを参照してください。

 ­スマホ写真をPhoto Stationに自動アップロードする方法

 

以上を理解した事を前提に以降のドキュメントを作成していきます。