ここではPhoto Stationにまつわるエラーの対策方法を解説します。
1.Photo Stationへアクセスすると404エラーがでる
2.Photo Stationにサインインしないのに写真が見える
1.Photo Stationへアクセスすると404エラーがでる
404エラーの意味
このDDNSではPhoto Stationのページにアクセスできません。という意味です。
対策
Photo StationにアクセスできるDDNSを新規に取得する。
問題点の発見方法
エラーがでる画面のURLをみて下さい。
(DSMのPhoto Stationアイコン又はQuickconnectで起動しても同等です)
例えば「https://nw.myds.me/photo」でエラーが出る場合は、「nw.myds.me」で見に行った時にPhotoフォルダが見えませんと!という意味です。
このサイトはSynologyの仮想法ホスト機能で「nw.myds.me」でアクセスされた場合は「web」フォルダの中の「oldies」ディレクトリーに転送しろ!という設定がされています。
よって「web」フォルダの中にphotoが無いので404エラーが出ます。
私は「nw.myds.me」以外にDDNSを所得しているのでそのDDNSを使った場合は正常にPhoto Stationが起動します。
他のDDNSの取得方法は下記URLを参照してください。
WEBアプリとエラーの関連
取得したDDNSの後ろに「photo」や「blog」があると予約されたプログラムが動きます。
取得したDDNSの後ろに「photo」や「blog」以外の文字列があると、webフォルダの中の指定したディレクトリを探して、この文字列のプログラムを起動します。
そこで取得したDDNSを仮想ホスト機能でリダイレクトした場合、「photo」や「blog」では使えないDDNSになります。
一方、DSMにログインして、Photo Stationアイコンをクリックすると、DSMにログインしたDDNS名の後ろに「/photo」を付けてWEBアプリを起動しようとします。
そこでPhotoが使えないDDNS名だと、この起動方法でもエラーになります。
またQuickConnectでPhotoを起動してもSynologyのDDNSが設定されていると、このDDNSでphotoを起動しようとしますので、これも使えないDDNSだとこれもエラーになります。
2.Photo Stationにサインインしないのに写真が見える
Photo Stationは「公開アルバム」で作る方法と「個人アルバム」で作る方法があります。
「公開アルバム」で作成すると、文字のごとくサインインしなくても見えるPhoto Stationになります。
見えなくする場合は、管理者のIDでPhoto Stationに入り、各アルバムの「詳細→アルバムのプロパティ編集」を開いて、アルバムを個人アルバムに変更して下さい。
後は、誰にどのアルバムを見せるか?を指定します。
3.DS Photoの画面が古いままになっている。
PCの場合はF5等の更新キーがあります。
しかし「DS Photo」には更新キーがありません。そこで下記の操作で更新させます。
画面を「上から下にスワイプ」する
4.ダウンロードした写真の画質が悪い
4-1.PCの場合
Photo Stationの「ダウンロードコマンド」か、「lightbox」の場合は、「lightbox情報画面」ではなく拡大画面でダウンロードすればフルサイズでダウンロードできます。
4-2.DS photoの場合
左メニュのギアーマークをクリックして、ダウンロード品質の所を「元の画像をダウンロード」に変更してからダウンロードすればフルサイズでダウンロードできます。
以上、Photo Stationで発生した問題に対する解決策でした。