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2019年03月25日

SynologyでWebに80/443以外のポート番号を使う方法

私はDS213+を正式なWebサーバ、DS718+を開発中のWebサーバとして運用しています。

しかしインターネット回線は1つなので、

■80/443はDS213+

■DS718+用には新たなポート番号

を設定し両方のWebサイトに入れる様にしています。ここではそのやり方を解説します。

1.事前知識

ブラウザから

「http」でアクセスするとポート番号は80番でアクセスがきます。

「https」でアクセスするとポート番号は443番でアクセスがきます。

そこで自宅のルータには80/443がきた場合ははDS213+に行くように設定してあります。

 

そこで新たに8080/8443を定義し、これが来た場合はDS718+のWebが動くように設定しました。

そのやり方を解説します。

2.Web Stationの仮想ホスト機能に80/443以外のポート番号を設定する。

2-1.Web Stationを開きます。

 

2-2.左のメニュから仮想ホストを選択します。

作成で下記の設定を登録します。

「ポートベース」を選択して、Webで利用したいポート番号を指定します。

このポート番号が来た時は「Webフォルダ」に行くように指定します。

その他の設定は自由に設定して下さい。

­ ­メモ

HSTSとは
HSTS(HTTP Strict Transport Security)は、HTTP の代わりに HTTPS を用いて通信を行うようにWeb サイトからブラウザに要求するセキュリティ機能です。
ブラウザからhttpsで1回アクセスすると2回目以降からはhttps指定しなくてもブラウザ側で自動でhttpsにリダイレクトしてくれる様になります。
HTTP/2とは
HTTP/2は従来のHTTPに「ストリーム」という概念を導入し、1つのコネクション内で同時に並行して複数のリクエスト/レスポンスを処理できるようにしたプロトコルです。

 

2-3.ルータに設定したポート番号の転送ルールを指定する。

ルータが「PR-S300NE」の場合は「静的IPマスカレード設定」で8080、8443はDS718+に行くように設定しました。

他のルータの場合はポート番号を指定IPアドレスに転送する設定をマニュアルから見つけてください。

 

以上で8080/8443がWebで利用できる様になりました。

 

3.8080/8443を使ったアクセス方法

3-1.phpMyAdminの場合

https://貴方が取得したDDNS:8443/phpMyAdmin

上記で起動します。

 

3-2.WordPressの場合

https://貴方が取得したDDNS:8443/WPフォルダ名

 

4.既存のWordPressを8080/8443環境へ移行する場合

80/443で作られたWordPressをポート番号を指定する環境に持ち込む場合は、DBの中に書かれているURLを変更する必要があります。

例えば

https://nw1.myds.me/tec/」の場合は「https://nw1.myds.me:8443/tec/

に変更しなければなりません。

この場合は下記URLを参照してください。

 ­SynologyのWordPressのURLをSearch-Replace-DBで変更する