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2018年03月22日

LAN(ローカル)環境でURLを利用するする方法

WordPressのコンテンツは下記の様にドメイン名+スラッグ名の形式で作成されます。

・https://nw.myds.me/synology/dynu/
・https://nw.myds.me/wordpress/customize-category/

すなわち上記のnw.myds.meの所がIPアドレスでは駄目という事です。

この為には、ローカルLAN上にあるPCからもnw.myds.me(ドメイン名)でWordPressにログインできないと上記の様なURLの形式になりません。

1.ローカルLAN環境からドメイン名でサーバをアクセスする方法

これを可能にする方法には下記の様な方法があります。

①hostsに定義する方法

ドメイン名とIPアドレスの紐づけをPCのhostsファイルに設定する方法

②DNSサーバを構築する方法

SynologyのDNS Serverを使う方法

③IPv6ネットワークを構築する方法

IPv6でアクセスする方法

­ ­私の自宅LANの現状

以前は③のIPv6ネットワークを使っていましたが、インターネットプロバイダを@T-COMからIIJに変更した結果、これが使えなくなりましたので現在は②の方法を使っています。

そこで下記にSynologyのDNS Serverを構築する方法を下記に解説しています。

2.自宅LANの中のDNS構成を考える

私のこのWEBサイトのドメイン名はSynology社から取得したnw.myds.meになります。

この中のmyds.meはSynology社が管理するドメイン名で、先頭のnwは私のサイト用に割り振ってくれた名前になります。
そこでDNS Serverに設定する内容は下記になります。

myds.meMasterゾーンのドメイン名とする。

②Masterゾーンのドメイン名+nwがきた場合はSynologyサーバのIPアドレスに転送する。

③nw以外にプリンタ(例:PR01)ルータ(例:LT01)等の名前でIPアドレスを登録する事もできます。

­ ­メモ

Synology以外のDDNSプロバイダから取得したドメインも考え方は一緒で、DDNSプロバイダが管理しているドメイン名がMasterゾーンになります。

3.DNSサーバをインストールし上記の設定を登録します

①パッケージセンタからDNS Serverをインストールして下さい。

下記アイコンが作成されます。

 

②上記アイコンをクリックし、開いた下記画面のメニューから作成→Masterゾーンを実行します。

 

③Masterゾーンの設定を行います。

下記画面のドメイン名マスターDNSサーバの所を設定します。

尚、画面サイズを少し小さくしないとOKメニュまで表示されないので注意して下さい。

※1.ドメイン名:DDNSプロバイダが管理しているドメイン名です(例:myds.me)

※2.マスターDNSサーバ:SynologyサーバのIPアドレスです。

 

④ゾーンが作成されます。

 

⑤作成された上記のゾーンIDをダブルクリックして下さい。

下記のリソースレコードが表示されます。

表示されたレコードの説明は下記になります。

※1.myds.meはNS(Name Server)レコードで、ns.myds.meです。

※2.ns.myds.meはA(IP Address)レコードで、192.168.1.200がIPアドレスです。 

 

⑥nw.myds.meレコードを作ります。

メニューから作成A Typeを選択してください。

 

⑦表示された画面にnwのIPアドレスを入れます。

 

⑧以上でリソースレコード一覧は下記になります。

以上でドメイン名(nw.myds.me)でサーバがアクセスできる環境が出来上がりました。

 

4.アクセスするPCにDNSサーバの場所を教える

その次にやることはPCからのアクセスする時にこのDNSサーバを指定する方法です。

­ ­メモ

Windows7までは接続するWi-Fi毎にプロパティの設定ができましたがWindows8からはこれがなくなり自動設定に変更になりました。

よって外出等で利用するWi-Fiは『DNSの自動取得』、自宅のWi-Fiは『DNSサーバ指定』の様な設定にするとネットワークが切り替わった時にうまく変更できない事が発生します。

そこで現在は外出先のWi-Fiも自宅のWi-Fiも同一設定にしています。

やり方は下記の様に設定します。

上記の設定にすると自宅のWi-Fi接続時は192.168.1.200を使います。

外出時は192.168.1.200はアクセスできないのでGoogleのDNSサーバの8.8.8.8を利用します。

下記はWindows10の場合で記述しています。

①スタートボタンを右クリックしてネットワーク接続を選択します。

現在のネットワーク環境が表示されます。

 

②画面の中にアダプタのオプションを変更するというメニュがあるのでこれを選択します。

従来から見慣れた下記アイコンが表示されます。

 

③現在接続しているネットワークを右クリックしてプロパティを呼び出します。

 

④上図のTCP/IPv4を選択してプロパティボタンを挿入します。

表示された画面のDNSの設定を下記にします。

 

⑤尚、IPv6のチェックは外してください。

もしIPv6にもチェックを付けたい場合は下記で設定して下さい。

・優先DNSサーバ

コントロールパネル→ネットワーク→ネットワークインターフェイス→LANに表示されているIPv6アドレス

・代替DNSサーバ

2001:4860:4860::8888(GoogleのIPv6DNSサーバ)

以上でローカルからでも外出先からでもドメイン名での接続ができる様になりました。