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2017年12月20日

Synologyに固定IPアドレスを設定する

下記ドキュメントはDSM5.2の時の操作ガイドです。

現在の私のDSMバージョンはDSM 6.1.4にバージョンUPされています。

しかしこのページの範囲では変更はありません。

 SynologyのNASのセットアップ方法でDSM5.2がインストールされましたが、NASサーバのIPアドレスはDHCPから自動的に割り当てられたIPアドレスが使われています。(下図サンプルネットワーク図参照)

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一般的にはNTT等の光回線を引き込んだ場合はインターネットルータにDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバの機能があり、ここにIPアドレスを要求した結果、割り振られたIPアドレスが振られている状態になっています。

しかし今の状態はサーバを再起動した時に同じIPアドレスが割り振られるか?は保証できない為、上図のネットワーク機器、サーバ及びプリンター等は固定のIPアドレスを割り振る必要があります。

そこで下記にサーバに固定のIPアドレスを割り当てる方法を解説します。

1.DSM5.2でサーバに固定IPを割り振る方法

1)コントロールパネルのネットワークを起動してください。

2)下記画面が開きます。

ネットワーク設定の上段にあるタブの機能概略を下記に記載します。

タブ 解説
全般 ※重要 サーバ名、デフォルトゲートウェイ、プロキシーサーバの設定を行うタブ
ネットワークインターフェイス
※重要
ネットワークのIPアドレス等の設定を行うタブ
トラフィックコントロール アプリケーション毎にトラフィック量をコントロールする為のタブ
スタティックルート 管理者が宛先ネットワークへの最適なルートを手動で設定する為のタブ
DSM設定
※重要
DSM(DiskStation Manager)にアクセスするポート番号等を設定するタブ

上表の中で、ネットワークインターフェイスとDSM設定についてだけ、下記に詳細を解説します。

 2.IPアドレスの設定を行う

1)ネットワークインターフェイスのタブをクリックして下さい。

LANを選択して『編集』ボタンを挿入します。

2)表示された画面にIPアドレスを指定して『OK』ボタンを挿入する。

『OK』ボタンを挿入するとサーバが再起動されて、新しいIPアドレスでDSMの画面にログインされます。

­ ­固定IP設定の参考情報

上記のサンプルではゲートウェイが192.168.1.1ですが赤字の1がセグメントになります。
ネットワークを構成する場合は同一セグメントで定義する必要がある為にサーバのIPアドレスは192.168.1.2~192.168.1.255の範囲で設定する必要があります。
またネットワーク機器には固定IPを振りたいものと、自動で割り振りたい物があり、ネットワーク領域を別ける必要があります。
私の自宅のインターネットルータはNTT東日本のPR-S300NEを使っており、このルータの『詳細設定➡DHCPv4サーバ設定』で下記の様な定義を行っております。
 ・開始IPアドレス:192.168.1.11
 ・割り当て個数:99
よって固定IPは10以下、100以上で、自動IPエリアは11~99になり、サーバの固定IPはこの範囲の中から選択しています。

3.ポート番号の設定を行う

1)再度、コントロールパネル➡ネットワーク設定でDSM設定のタブをクリックしてください。

HTTPのポート番号が5000に設定されている為にDSMのアクセスは下記になります。
http://192.168.1.×××:5000
 

SynologyのNASはWebサーバを始めとする各種のアプリケーションを同一ハードの中に構築することができます。
この場合どのアプリケーションを呼び出すのか?を指定するのがポート番号で、5000ならばDSM(DiskStation Manager)が呼ばれることになります。

具体的にSynologyがどの様なポート番号(アプリケーション)が使えるか?は、下記URLを見てください。
https://www.synology.com/ja-jp/knowledgebase/faq/299

よってDSMのデフォルトのポート番号を変更する場合は上記を参考にして決めてください。
私の自宅はSynologyのNASサーバ2台ある為に、この何れに入るのか?の為にDSMのポート番号は変更しています。

­ ­DSM設定の参考情報

ブラウザから普通にアクセスするプロトコールがHTTPになります。
一方HTTPSはSSLでHTTP通信を暗号化する方法で、これを利用する為にはSSL証明書が必要になります。
今まではこのSSL証明書は有償だったのでホームサーバは特殊な場合を除いては自署証明書(通称おれおれ証明書)が一般的でした。
しかし2015年から無償でSSL証明書を発行する機関がでてきてSynologyもこれをサポートしました。

これを利用するとWebDAV接続でリモートからでもNASサーバのファイルをローカルファイルの様に使うことができる様になったり、セキュリティ的にも格段に向上します。
この辺は無償証明書の取得方法の所で詳しく解説します。

以上で、サーバのIPアドレスが決まりましたので次の設定に入っていきます。

 

<ドキュメントガイド>

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