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2020年02月13日

Synology NASをWebDAVでアクセスする方法

SynologyをNASとして使う為の設定では、フォルダ単位でアクセス先を指定していました。

しかしWebDAV接続はアクセスフォルダを指定しなくても自分に権限があるフォルダ総てが操作できるようになります。

更にこの方式はWebプロトコルを使う為、ローカル、インターネット関係なしにファイル操作ができるのが最大の特徴になります。

以下にこの設定方法を解説していきます。

1.WebDAVの通信方式の制限

WindowsのWebDAV接続はhttps通信に限定されおり、http通信では使えません。

しかしAndroidやiOSデバイスのWebDAV接続は、上記の様な制限をかけていないのでhttpでも利用できます。

しかしセキュリティ面からもhttps通信に限定した設定をしていきたいと思います。

Synologyにhttps通信の設定をまだ行ってない方は、下記のURLを参照してください。

Let’s Encryptの無償のSSL証明書の取得方法

 

2.Synology サーバにWebDAVの設定を行う。

2-1.パッケージセンタからWebDAVサーバをインストールします。

まだインストールされてない場合は、「開く」が「インストール」のボタンになっています。

インストールボタンを挿入してWebDAV Serberをインストールして下さい。

 

2-2.下記画面が表示されます。

※1.http接続は許さないので、HTTPを有効にするのチェックを外してください。

※2.httpsのポート番号は変更できます。
5006が嫌な場合は下記のURLを参考に使ってないポート番号を指定して下さい。

https://www.synology.com/ja-jp/knowledgebase/faq/299

以上でSynologyでWebDAV通信が行えるようになりました。

 

3.ルータにWebDAVのポート番号の転送先設定を追加する。

次にルータに上記で設定したWebDAVのポート番号と転送先を指定します。

設定方法はSynologyのDDNSでサーバをアクセスする方法を参照してください。

以上でサーバ側の設定は完了しました。

 

4.Windows PCにWebDAVアクセスの設定を行いフォルダをアクセスする。

1.エクスプローラを開いて左ペインのPCを選択する

下記画面が表示されます。

画面上部にある下記アイコンをクリックします。

 

2.表示された画面で『次へ』で先に進む。

img_56a9be3455bf6

 

3.カスタムのネットワークの場所を選択で先に進む

 

4.アドレスを入れて『次へ』を実行します。

※1.アドレスの記述方法は下記になります。
https://貴方のサイトのURL貴方が設定したWebDAVのポート番号
例)nw.myds.me:5006

 

5.表示された下記ダイアログにSynologyのユーザ名とパスワードを入れて、OKを挿入します

 

6.接続名に任意の名前を付けて『次へ』で進んで下さい。

 

7.完了ボタンを挿入してください。

 

8.WebDAV フォルダが作成されました。

※このフォルダを開くと貴方がアクセス権限を持つ総てのフォルダが表示され、操作できるようになります。

 

5.その他

5-1.WebDAVのアクセス権

WevDAVアクセスを誰に許すか?は下記のグループ権限で指定して下さい。

ドメインやLDAPを使っている場合は下記アイコンのグループ権限で指定します。

 

5-2.WevDAVフォルダの削除方法

下記アイコンを右クリックして削除します。

データは削除されません。あくまでも接続情報が削除されるだけです。

 

5-3.接続の解除

接続の解除を行うWindowsコマンドはありません。

接続の解除を行いたい場合は、Windowsを再起動すると解除されます。

以上でWebDAVを使ったアクセスが可能になる筈です。

6、追記

このサイトの利用者から下記の質問がありました。

■リモートPCからWebDAVを使ってファイルにアクセスできるのにローカルPCからはできない

 

WebDAV自身はローカルもリモートも関係ありません。

問題はローカル環境がURL(ドメイン名)を使って「アクセスできる設定になっているか否か」です。

 

自宅環境をURL(ドメイン名)アクセスできる様にする方法は下記ドキュメントを参照してください。

­ ­ローカルPCからドメイン名でWordPressにアクセスする方法

内容は、WordPressの場合を想定して書いてありますが、WebDAVもドメイン名でアクセスしますので、この設定は必須です。

 メモ

以上でこのドキュメントの説明は完了です。

関連ドキュメントはメニュの「Synologyタブ」か下記の関連記事一覧から探して下さい。

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