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2018年03月24日

Synology にWebサービスを立ち上げる。

Synology にWebサービスを立ち上げると、WordPressを使ったWebサイトや、osCommerce を使ったECサイト等を立ち上げる事ができます。

下記にWebサービスの立ち上げ方を解説します。

­ ­私のWebサービスの経緯

私のSynplogyはDSM5.2から利用しており、DSM6.0を経由して現在はDSM6.1になっています。

DSM5.2ではコントロールパネルにWebサービスがあり、これを起動するとAppacheやPHPサーバが立ち上がりましたが現在はWeb Stationパッケージに変更になっております。

よってこのアプリをインストールすると下位パッケージの何れがインストールされるか?は私の環境では確認できませんが、私の現在のDSM6.1では下記の下位パッケージが稼動しています。

①Apache HTTP Server2.2
Web Stationの仮想ホストで利用しているので停止できません。

②Apache HTTP Server2.4(推奨)

③PHP5.6
phpMyAdminで利用しているので停止できません。

④PHP7.0(推奨)

1.パッケージからWeb Stationをインストールしてください。

 

2.上記Web Stationを起動します。

※1.状態画面のバックエンドパッケージに現在、稼働しているパッケージが表示されます。
もし不足している物があれば、パッケージセンタからインストールして下さい。

 

2.全般設定メニュ

左ペインの全般設定を選択して下さい。

下記画面が表示されます。

※1.httpバックエンドサーバとして、どのパッケージを使うかが選択できます。
最新版のApache HTTP Server2.4がお勧めです。

※2.以前はPHP5.6までしか利用できませんでしたが、現在は7.0が利用できます。
最新版のPHP7.0がお勧めです。
但し、PHP7.0を選択してもPHP設定が定義されてないと利用できません。

※3.パーソナルウェブサイトとは
通常のWebサイトはWebフォルダのサブフォルダに作成されます。
しかしこの機能をONにすると個人ホルダの中にWebフォルダが作成され、ここに個人用のWebサイトを作成する事ができます。

3.php設定

左ペインのPHP設定を選択して下さい。

PHP7.0の設定をする為に、PHPバージョンでPHP7.0を選択します。

※1.PHPキャッシュを有効にするにチェックしてください。

※2.拡張の一番上にチェックを入れ、総ての機能を使える様にして下さい。

以上でApache HTTP Server2.4で、PHP7.0が使える様になりました。

4.仮想ホストの設定

仮想ホスト機能とは下記の様な機能です。

このWebサイトはnw.myds.me/oldies/で作成しました。

・nw.myds.meがドメイン名

・nw.myds.me/oldies/がURL

仮想ホスト機能とはサイトをURLでなくドメイン名でアクセスしたい場合に使う機能です。

左ペインの仮想ホストを選択して下さい。

表示された画面に指定項目を入れます。

※1.ホスト名が、このサイトのドメイン名になります。

※2.上記のドメイン名が来たらドキュメントルートのWeb/oldiesに転送しろ!との設定になります。

※3.­­Let’s Encryptの無償のSSL証明書の取得方法でSSL証明書を取得していた場合は、HSTSとHTTP/2にチェックを入れてください。これはHTTPS通信をブラウザに要求する機能です。

以上でnw.myds.meを指定するとWebフォルダにあるoldiesのWordPressアプリケーションが動くようになりました。

しかしドメイン名を1つのアプリケーションに紐づけてしまったので、他のWebアプリケーションがある場合は新たなドメイン取得が必要になります。

 

5.その他の確認事項

5-1.Webフォルダが作成されている事を確認して下さい。

Web Stationが起動されると共有フォルダに「Web」フォルダが作成されます。

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この『web』フォルダの中にWordPress等のWebサイトを作って行く事になります。 

 

5-2上記のWebフォルダのアクセス権限を確認し、修正します。

①コントロールパネルのグループを起動してください。

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②表示されたグループを確認してください

デフォルトで作られているadministrators、user以外にhttpとhttpsというグループが作成されています。

・administratorsグループの権限を見ると『web』フォルダにアクセス権があります。
よってadministratorsグループのメンバーはWebサイトを構築する事ができます。

・http,httpsグループの権限を見ると『webフォルダ』のアクセス権はRO(Read only)になっています。
これをRW(Read/Write)に変更してください。
そしてWeb開発者がadministratorsグループでない場合は、このグループにメンバーを追加します。

以上で、Webサービスを使う為の基本的な設定は完了しました。