WordPressはVer5.5からHTTP経由で更新する時にアクセス権をチェックする様に仕様が変更されました。
これに対応する方法は下記を参照してください
上記でもうまくいかない場合は下記の方法で更新して下さい。
但し、この作業を行う前に①WordpresDBのダンプと②Hyper backupによるバックアップは必ず取得しておいて下さい。
1.基本的な移行の考え方
1.最新のWordPressをダウンロードする。
2.上記ファイルを解凍する。(wordpressフォルダが作成されます)
3.問題が起こったサイトから必要データをwordpressフォルダにコピーする。
4.問題が起こったサイトをリネームする。
5.wordpressフォルダ名を問題が起こったサイト名にリネームする。
以上で、最新バージョンで問題サイトが動く様になります。
具体的な操作は2項の文書をお読みください。
2.具体的な操作方法
1.最新版のWPをダウンロードします。
①DSMに管理者でログインします。
Download Stationを使いたいので「ローカルの管理者」でログインして下さい。
②WordPressのダウンロードサイトから、ダウンロードのリンクアドレスをコピーします。
Download Stationの+ボタンを挿入し、保存先を「web」にして、URLタブで上記のURLをペーストします。
実行すると最新のWordPressが、webフォルダの中に保存されます。
2.最新のWordPressの圧縮ファイルを解凍します。
①File Stationで圧縮ファイルを右クリックをして「ここに解凍する」を実行します。
②フォルダ名がwordpressで解凍されます。
3.更新したいサイトから下記ファイルをwordpressにコピーします。
①File Stationを2つ開きます。
②プラグイン、画像ファイル、テーマファイルをコピーします。
・移行元フォルダのwp-contentフォルダを開きます
・圧縮ファイルを作成します
上記のフォルダを「ctrlキー」を押しながら選択し、右クリックで「圧縮」を実行します。
・作成された圧縮ファイルをドラッグ&ドロップでwordpressフォルダのwp-contentフォルダの中に移動します。
・圧縮フォルダを右クリックで「ここに解凍する」を実行します。
上記操作は同じファイルがあれば更新、無ければ追加操作になります。
・解凍後、圧縮ファイルは削除します。
③「.htaccess」、「wp-config.php」ファイルをコピーします。
・移行元フォルダを開きます。
・圧縮ファイルを作成します。
上記のフォルダを「ctrlキー」を押しながら選択し、右クリックで「圧縮」を実行します。
・作成された圧縮ファイルをドラッグ&ドロップでwordpressフォルダのルートに移動します。
・圧縮フォルダを右クリックで「ここに解凍する」を実行します。
上記ファイルは存在しないので追加になります。
・解凍後、圧縮ファイルは削除します。
4.サイトのフォルダ名の変更
①問題サイトのフォルダ名をリネームします。
例)sampleフォルダなら_sample
②wordpressフォルダ名を問題サイトのフォルダ名に変更します。
例)wordpressフォルダをsample
5.問題サイトのURLでアクセスします。
下記画面が表示されます。
上記の「データベースを更新」ボタンを挿入すると完了です。
7.プラグイン等の他の更新を実行します。
8.稼働確認後、リネームしたフォルダを削除します。
旧フォルダは暫くは残して置くことをお勧めします。
私の場合はAdSenseの「ads.txt」ファイルの移行が抜けていました。
AdSenseの管理画面の警告メッセージが出たので気が付きましたので問題はありませんでしたが・・・