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Synologyを使う上で最低限覚える事

QuickConnectでSynologyサーバをアクセスする

Synologyをインターネットからアクセスする手段には下記の2種類があります。

①DDNSでアクセスする

本格的なアクセス方法で制限はありません。

但し、ルータにポート番号の転送先指定が必要になります。

②QuickConnectでアクセスする

QuickConnectは、自宅にあるSynologyのNASサーバが常時Synologyのサイトと接続されている環境を使ってインターネットからアクセスする方法になります。

この接続方法はルータへの設定が不要の為手軽にインターネットからのアクセスが可能ですが、利用できるアプリケーションに制限があります。

よってDDNS接続を行っている場合には、あまり意味がありません。

 

1.コントロールパネルのQuick Connectを起動してください。

Quick Connectが未設定の場合は下記画面が表示されます。

赤枠の「Synologyアカウントにログインまたは登録」を挿入してください。

既に他のSynologyサーバでSynologyアカウントを作成していた場合はIDとパスワードを入れてログインします。

Synologyアカウント持ってない場合はログイン画面の中の「アカウント作成」からアカウントを作成して下さい。

­ ­既にSynologyアカウントを所有しているか否か?の確認方法

既存のSynologyサーバの「コントロールパネル→情報センタ→Synologyアカウントタブ」を開いて下さい。

ここのSynologyアカウントにメールアドレスが表示されていれば、既にこのメールアドレでアカウントが作らています。

■アカウントが表示されたら下記の指定をします。

①に任意の名前を入れて下さい。

・QuickConnectを有効にするにチェックを入れます。

・サービスの利用規約に同意にチェックを入れます。

適用ボタンを挿入するとQuickConnect IDがSynologyのサイトに登録されます。

 

2.使用方法

スマホ等にPhoto Station等のアプリをダウンロードした場合、URLの代わりのこのQuickConnect IDを指定できます。

インターネットからDSMをアクセスする場合は下記でアクセスできます。

①http://QuickConnect.to/登録した名前

但し、DDNS接続が定義されていた場合は、自動的にDDNS接続に切り替わります。

(以前のDSM5の時はQuickConnectでアクセスしていました)

­ ­参考情報

登録されたQuickConnect IDはコントロールパネルの情報センターの中で管理されています。

上記のアイコンをクリックしてSynologyアカウントタブを参照してください。

ここに登録された情報が管理されています。

またSyonologyのサイトで確認する為には下記URLからログインすると確認できます。

https://account.synology.com/ja-jp

synologyのDSMの更新

下記ドキュメントはDSM5.2の時の操作ガイドです。

現在の私のDSMバージョンはDSM 6.1.4にバージョンUPされています。

しかしこのページの範囲では変更はありません。

最後にDSMの更新を解説します。

コントロールパネルに下記の様なバッジが付く事があります。

これは何かの変更がある事を表しています。

コントロールパネルを開く

更新と復元メニュに下記の様なバッジが付いています。

上記アイコンを開いてください。

①ダウンロードボタンを挿入すると、DSMが新しいバージョンにアップデートされます。
ダウンロードボタンを挿入してください。

ダウンロードから今すぐアップデートに変わりますので実行してください。

 

Disk Stationが再起動され、コントロールパネルについていたバッジも消えます。

 

②次に更新設定を開いてください。下記画面が表示されます。

img_569c809bd8274

上記は、DSMをインストールする時にDSMのアップデートチェックをONにした為に設定されており、日曜日と木曜の2時45分にチェックし、更新するバージョンがあるとバッジが付きます。

 

更に、参考としてコントロパネルのタスクスケジューラを開いてください。

下記の画面が表示されます。

ここにDSMのバージョンチェックのタスクが動いております。

よって、スケジュール変更はこの画面からも変更する事ができます。

尚、タスクスケジューラはバックアップタスクやゴミ箱の整理等も総てここで管理され、どのようなジョブがいつ動くのか?等の管理ができる、重要なアプリケーションです。

以上でDMS5.2の基本的な設定は終了です。

SynologyをNASとして使う為の設定方法

ここではSynologyをNAS(network attached storage)として使う為の設定方法を解説します。

尚、私はWindows環境しか所有していないのでWindowsに限定させて頂きます。

1.NASの設定に関連するメニュとその概要

NAS機能の設定に関連するメニュには、下記の様な物があります。

関連アイコン 機能 解説
ユーザ管理 ユーザの登録・管理機能。
ユーザ登録時に、所属するグループ、アクセスできる共有フォルダやアプリケーションが指定できます。
またユーザ登録機能以外にユーザホーム機能をONにするか?を指定できます。このユーザホーム機能をONにすると各ユーザ毎にhomeフォルダが作成され、これが個人フォルダになります。
グループ管理 グループの登録・管理機能。
グループ登録時にアクセスできる共有フォルダやアプリケーションを指定します。
ディフォルトグループとしてadministrators(管理者グループ)、users(利用者グループ)が設定されています。
共有フォルダ管理

ユーザホーム機能をONにするとhomesという共有フォルダが作成され、この中に個人フォルダが管理されます。個人のフォルダはhomeです。

個人フォルダ以外に組織やプロジェクト単位の共有フォルダはここで作成します。共有フォルダ登録時にアクセスできるユーザを指定します。

ファイルサービス
管理
作られた共有フォルダをどの様なファイルサービスで利用するか?を指定します。
デフォルトではWindowsとMACのファイルサービスがONになっています。

 

ユーザ、グループ、共有フォルダで設定できる項目は関係は下表になります。

  所属する
グループ
利用者 利用する
共有フォルダ
利用する
アプリケーション
ユーザ登録
グループ登録  -
共有フォルダ

上表を見て判る様にどこからでも権限が登録できるため、誰に何の権限を与えたが良く解らなくなります。

そこで下記シナリオで、具体的にどの様に設定するのか?を解説していきます。

2.NASの権限設定のシナリオ

1.グループを管理者グループ(Administrators)と、一般ユーザグループ(例:nas-users)に分ける。

2.管理者グループには全フォルダと、全アプリケーションにアクセス権を与える。

3.一般ユーザグループの権限は下記とする。

<権限>

個人フォルダと共用フォルダと写真フォルダのみアクセス権を与える

<アプリケーション>

デスクトップ、File Station、Download Station、Note Station、Phot stationの権限を与える

尚、権限設定に際しては、下記の2つのアクセス方法を考慮する必要があります。

①ユーザがDSMにログインしてFile Stationで利用する場合

②ユーザがWindowsネットワークでフォルダをマウントして利用する場合(マイネットワーク)

3.具体的な設定方法

3-1.個人フォルダ機能を設定する

­ ­メモ

Synologyではユーザ単位の個人フォルダを設定する事ができます。

個人フォルダ名はhomeで、共有フォルダのhomesの中で個人が管理されています。

よってユーザにhomesへのアクセス権を与えないと、個人フォルダは利用できません。

しかし単純にhomesにアクセス権を与えただけだと、他人の個人フォルダにもアクセス権を持つ為、他人の個人フォルダを変更できてしまします。

そこで下記の様な設定が必要になります。

①ユーザホーム機能をONにする。

コントーロールパネルのユーザを起動させます。

ユーザ画面の詳細タブを表示し、ユーザホーム機能をONにします。

以上でユーザホーム機能が有効になり、共有フォルダにhomesフォルダが作成されます

 

②Windowsで個人フォルダをマウントする際にhomesフォルダを見せなくする。

­ ­メモ

ユーザホーム機能をONにしただけでは、Windowsで個人フォルダをアクセスするとhomeshomeの両方が見えます。そこでhomesフォルダを見えない設定にする為には下記設定を行います。

コントーロールパネルから共有フォルダを起動させます。

共有フォルダの中から下記homesフォルダを選択し、編集ボタンを挿入します

下記メニュが表示されます。

全般タブの中にある下記項目にチェックを入れます。

以上でユーザがWindowsネットワークでフォルダをマウントした際にhomesフォルダは非表示になりました。

­ ­メモ

しかしこの状態では、ユーザがFile stationを開くとhomeフォルダ以外にhomesフォルダが見えて他人のデータを修正できてしまします。ここに登場するのが高度な権限タブです。

高度な権限タブを開きます。

高度な共有権限を有効にするにチェックを入れ、高度な共有権限ボタンを挿入してください。

下記画面が表示されます。

▼印をクリックしてローカルグループを選択して下さい。

表示された画面のadministratorsに「読み込み/書き込み」権限に与えてください。

 ­メモ

以上で、ユーザがFile Stationを開くとhomeフォルダだけが表示され、

管理者がFile Stationを開くとhomeフォルダhomesホルダが見え、管理者だけがユーザフォルダの中のゴミ箱からデータを戻す等の作業が行えるようになります。

 

3-2.共有フォルダを設定します

コントーロールパネルから共有フォルダを起動させます。

作成ボタンを挿入して共有フォルダを作成します。

「マイネットワーク」での共有フォルダを非表示にします。は絶対にチェックしないでください。

以上で共有フォルダが作成されました。

 

3-3.アクセス権を設定する。

色々な所からフォルダやアプリケーションの権限設定はできますが、原則は

①ユーザや共有フォルダにはアクセス権は設定しない。

アクセス権はグループで設定する。

が原則になります。

コントーロールパネルからグループを起動させます。

下記画面が表示されます。

administratorsとusersがデフォルトで作成されるグループです。

Web Stationをインストールするとhttpグループが作られます。

httpsグループは私の場合は過去の経緯から勝手に作られましたが無くても問題ありません。

­ ­注意

登録したユーザは必ずusersグループの一員になります。管理者も例外ではありません

よってusersでアクセス権を設定する事はできません。

①administratorsグループの設定を行う

メンバーの編集ボタンを挿入して、管理者を選択します。

次にadministratorsを選択して編集ボタンを挿入し、権限タブを開きます。

下記画面が表示されます。

一番上の読込み/書込みにチェックを入れると全フォルダにアクセス権が設定されます。

次にアプリケーションタブを開いてください。下記画面が表示されます。

一番上の許可するにチェックを入れると全アプリケーションの利用権が与えられます。

 

②nas-usersグループを作成する

作成ボタンを挿入してnas-usersグループを作ります。

始めにアクセスなしにチェックを入れます。

次に必要なフォルダだけ読込み/書込みにチェックを入れます。

下記画面がでるまで次へで先に進みます。

始めに拒否するにチェックをいれます。

次に許可するアプリケーションだけに許可するにチェックを入れます。

最後までいってグループ設定を保存してください。

最後にメンバー追加で、このグループのメンバーを選択してください。

以上でシナリオに沿った権限設定は完了しました。

3.Windowsネットワークで共有フォルダをマウントする方法

下記はwindows10のケースで解説します。

①エクスプローラを開いて左ペインのPCを選択する

下記画面が表示されます。

画面上部にある下記アイコンがNASのフォルダをマウントするコマンドです。

ボタン 機能

WindowsのドライブにNASフォルダをマウントします

接続名にNASフォルダをマウントします

ここでは「ネットワークドライブへの割り当て」で解説します。

 

②上記コマンドを実行すると下記画面が表示されます。

・ドライブの所で割り当てるドライブを選択します。

・フォルダの欄にサーバのアドレスをいれ参照ボタンを挿入します。
例)¥¥192.168.1.10

 

③表示されたアドレスをクリックすると、下記のセキュリティ画面が表示されます。

・Synologyに登録されているユーザ名とパスワードを入力しOKを挿入します。

 

④アクセスできるフォルダが表示されます。

・作成するフォルダを選択します。

 

⑤最後の確認画面が表示されますので「完了」ボタンを挿入します。

 

⑥下記の様なドライブが表示されます。これをクリックするとフォルダの中が見れるようになります。

同様な手順でshard-folderをyドライブにマウントした例です。

以上で、WindowsのPCからSynologyに設定した共有フォルダが利用できるようになりました。

­ ­メモ

確かに上記の方法でもNASフォルダをマウントできますが、この方法ではフォルダ毎にドライブを作成する必要があります。

一般ユーザがアクセスするフォルダは限られるのでこれでも良いですが、管理者はアクセスするフォルダが多いためこの方法では面倒です。

そこで登場するのがWebDAV接続と呼ばれる接続方法です。

これを使うと一つの接続名でフォルダ全部が利用できるようになります。

この辺はWebDAV接続の所で解説します。

Synologyに固定IPアドレスを設定する

SynologyのNASのセットアップ方法でDSMがインストールされましたが、NASサーバのIPアドレスはDHCPから自動的に割り当てられたIPアドレスが使われています。(下図サンプルネットワーク図参照)

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一般的にはNTT等の光回線を引き込んだ場合はインターネットルータにDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバの機能があり、ここにIPアドレスを要求した結果、割り振られたIPアドレスが振られている状態になっています。

しかし今の状態はサーバを再起動した時に同じIPアドレスが割り振られるか?は保証できない為、上図のネットワーク機器、サーバ及びプリンター等は固定のIPアドレスを割り振る必要があります。

そこで下記にサーバに固定のIPアドレスを割り当てる方法を解説します。

1.全般タブでサーバ名とDNSサーバの設定を行う

1)コントロールパネルのネットワークを起動してください。

 

2)下記画面が開きます。

ネットワーク設定の上段にあるタブの機能概略を下記に記載します。

タブ 解説
全般 ※重要 サーバ名、デフォルトゲートウェイ、プロキシーサーバの設定を行うタブ
ネットワークインターフェイス
※重要
ネットワークのIPアドレス等の設定を行うタブ
トラフィックコントロール アプリケーション毎にトラフィック量をコントロールする為のタブ
スタティックルート 管理者が宛先ネットワークへの最適なルートを手動で設定する為のタブ
DSM設定 ※重要 DSM(DiskStation Manager)にアクセスするポート番号等を設定するタブ

3)全般タブの設定

全般タブでは下記を設定します。

①サーバ名

サーバ名は任意名称を記述して下さい。

 

②DNSサーバの手動設定※重要

DNSサーバを手動設定に✔を付け下記を設定して下さい。

■優先DNSサーバ:8.8.8.8

■代替DNSサーバ:4.4.4.4

適用ボタンを挿入してサーバ名とDNSサーバ設定を確定させてください。

­ ­メモ

上記のIPアドレスはGoogleが提供しているDNSサーバのアドレスです。

DSMが外部のDDNSサーバにアクセスする際の名前解決を行う時にここを参照するので重要です。

特にこのサーバがADの配下に入った場合はこのアドレスはADのDNSで解決するか?このアドレスを利用するので必ず設定して下さい。

以降「ネットワークインターフェイス」と「DSM設定」を下記に解説していきます。

 

2.ネットワークインターフェイスタブでIPアドレスを設定する

1)ネットワークインターフェイスのタブをクリックして下さい。

LAN1を選択して『編集』ボタンを挿入します。

 

2)表示された画面にIPアドレスを指定して『OK』ボタンを挿入する。

手動で設定するを選択後、IPアドレスを入力する。

『OK』ボタンを挿入するとサーバが再起動されて、新しいIPアドレスでDSMの画面にログインされます。

­ ­固定IP設定の参考情報

上記のサンプルではゲートウェイが192.168.1.1ですが赤字の1がセグメントになります。
ネットワークを構成する場合は同一セグメントで定義する必要がある為にサーバのIPアドレスは192.168.1.2~192.168.1.255の範囲で設定する必要があります。
またネットワーク機器には固定IPを振りたいものと、自動で割り振りたい物があり、ネットワーク領域を別ける必要があります。
私の自宅のインターネットルータはNTT東日本のPR-S300NEを使っており、このルータの『詳細設定➡DHCPv4サーバ設定』で下記の様な定義を行っております。
 ・開始IPアドレス:192.168.1.11
 ・割り当て個数:99
よって固定IPは10以下、100以上で、自動IPエリアは11~99になり、サーバの固定IPはこの範囲の中から選択しています。

3.DSM設定タブでポート番号の設定を行う

1)再度、コントロールパネル➡ネットワーク設定でDSM設定のタブをクリックしてください。

HTTPのポート番号が5000に設定されている為にDSMのアクセスは下記になります。
http://192.168.1.×××:5000
 

SynologyのNASはWebサーバを始めとする各種のアプリケーションを同一ハードの中に構築することができます。
この場合どのアプリケーションを呼び出すのか?を指定するのがポート番号で、5000ならばDSM(DiskStation Manager)が呼ばれることになります。

具体的にSynologyがどの様なポート番号(アプリケーション)がデフォルトか?は、下記URLを見てください。
https://www.synology.com/ja-jp/knowledgebase/faq/299

よってDSMのデフォルトのポート番号を変更する場合は上記を参考にして決めてください。
私はDSMのセキュリティ向上の為にこのDSMのポート番号は変更しています。

­ ­DSM設定の参考情報

ブラウザから普通にアクセスするプロトコールがHTTPになります。
一方HTTPSはSSLでHTTP通信を暗号化する方法で、これを利用する為にはSSL証明書が必要になります。
今まではこのSSL証明書は有償だったのでホームサーバは特殊な場合を除いては自署証明書(通称おれおれ証明書)が一般的でした。
しかし2015年から無償でSSL証明書を発行する機関がでてきてSynologyもこれをサポートしました。

これを利用するとWebDAV接続でリモートからでもNASサーバのファイルをローカルファイルの様に使うことができる様になったり、セキュリティ的にも格段に向上します。

SSL証明書の取得は下記URLを参照してください。

 ­Let’s Encryptの無償のSSL証明書の取得方法

以上で、サーバのIPアドレスが決まりました。

DSM6系の画面をカスタマイズする

DSM(DiskStation Manager)の画面には下記画面から構成されています。

①ログイン画面
Synology NAS管理者が利用者に発行するログイン画面

②ディスクトップ画面
ログイン後の画面

これらの画面のカスタマイズ方法を解説しています。

1.ログイン画面を設定する

DSMが起動されるとログイン画面が表示されます。この画面の構成は下図の様になっています。

上記画面はSynology NAS管理者が利用者に発行するログイン画面になります。
よってNASを会社で運用する場合や家族で利用する場合に合わせて画面をデザインしてください。

1)コントロールパネルからテーマを起動させてください。

 

2)下記ログインスタイルの画面が表示されます。

①ログインスタイル

それぞれの表示位置に表示する文字を指定します。

項目 解説
ログインページのタイトル 省略可 省略した場合はネットワークメニュで設定したサーバ名が表示されます。
ようこそタイトル 省略可 一般的には企業名に準じる物が入ると思います。省略した場合はこのエリアが非表示になります。
ようこそメッセージ 省略可 一般的にはNAS管理者から利用者に対するメッセージは入ると思います。省略した場合はこのエリアが非表示になります。
DSMロゴ表示

DSMのロゴの表示/非表示をを指定します。

②その他

項目 解説
テンプレート ログインBOXの種類を選択します。左は薄い透明色BOXになり、右側は黒の背景のBOXになります。
尚、選択したか否かが判りずらいですが、選択したBOXの回りがオレンジで囲まれます。
背景

背景画像をクリックすると背景の選択画面が表示されます。

デフォルトで用意されている壁紙を採用するか、マイページを選択して画像をアップロードするかで背景が決まります。

ロゴ ロゴ画像をアップロードできます。
ロゴをGIMP等で作成した場合はPIGまたはTIFでエクスポートしてそのファイルをアップロードしてください。

上記の各項目を設定して画面の右下の『適用』ボタンを挿入してください。
尚、OKボタンが表示されない場合はブラウザの縮尺を変えるか?画面の左上をドラック&ドロップで小さくしてボタンが表示できるようにして下さい。

 

2.デスクトップ画面の変更

ログインスタイルはNAS管理者がNAS利用者に提供する画面でしたが、ディスクトップ画面はWindowsのディスクトップと同様に利用者が自由に壁紙等を選択することができます。

1)デスクトップの右上のオプションアイコンをクリックし個人を選択する。

 

2)表示された画面からデスクトップタブを選択します。

①メインメニュのスタイル

下記の2つのタイプがあります。

私はドロップダウン画面を利用しています。

②アイコンサイズ

アイコンサイズはノーマルとクラシックがあります。

私はクラシックタイプを利用しています。

③その他の設定

画面のカスタマイズもここで行えます。

設定が終了したら『OK』ボタンで終了します。

­ ­メモ

OKを挿入すると下記エラーがでます。

これはパスワードが変更されていないというエラーです。以前のバージョンでは出ませんでした。

変更は既に反映されているので、このエラーは無視します。

画面右上の✖ボタンを挿入すると下記画面が出ますので「はい」で終了します。

以上でDSMの画面のカスタマイズが完了しました。

DSM6系の画面の基本操作を覚える。

1.DSMの基本画面を理解する

下記画面がDSM(DiskStation Manager)にログインした画面になります。
DSM画面はWindowsの画面と同様にユーザ毎に作られます。
よって下記画面は管理者の画面になります。

用語 解説
メインメニュ

ここをクリックすると、現在インストールされているアプリケーション一覧が表示されます。
デスクトップ上のアイコン以外にバックアップと複製、ストレージマネージャ、Synologyアカウント、セキュリティアドバイザ等の重要なアプリケーションが既にインストールされています。

確認してください。

デスクトップ上のアプリケーション メインメニュの中から5つのアプリケーションがデスクトップに呼び出されているだけです。
メニュに赤いバッチが付いているのは変更すべき項目がある事を表しています。
メインメニュからデスクトップ上にアイコンを追加するのはアプリケーションアイコンを右クリックして『デスクトップに追加』になります。
タスクバー アプリケーションを起動すると、タスクバーにアイコンが表示されます。
タスクバーのアイコンをクリックすると表示/非表示の切替ができます。
DSMヘルプを起動して試してみてください。
パッケージセンタ このアプリケーションを起動すると利用できるアプリケーション一覧が表示され、アプリケーションをインストールするとメインメニュに追加されます。
このアイコンをクリックすると『利用許諾』の画面だ出ます。許諾操作をして下さい。
コントロールパネル この中にSynologyサーバの各種設定を行うコマンドが入っています。
この操作は順次解説していきますので、まだいじらないで下さい。
File Station SynologyのNASに作られているフォルダが表示されます。
このアイコンをクリックすると『共有フォルダをつくるか?』のメッセージが出ますが、現時点ではキャンセルで終了してください。
ウィジェット操作 右上のウィジェットアイコンをクリックするとウィジェットの表示/非表示の切り替えができます。
ウィジェットに何を表示するか?はウィジェットの左上の+マークをクリックして選択できます。
接続中のユーザや、ファイルの変更ログ等を表示させることができます。
オプション 利用者の場合はパスワードの変更やログアウトができます。
管理者の場合はサーバの再起動、シャットダウン等の操作もできます。
通知 システムの変更等を行った際にログが表示されます。

 

2.コントロールパネルの基本操作を覚える

コントロールパネルにはSynologyサーバの各種設定を行うコマンドが入っています。

1)コントロールパネルのアイコンをダブルクリックしてください。

右上の『上級者モード』をクリックして上級者モードに切り替えてください。
操作アイコンが増えます。(サーバ管理者はこちらで操作した方が良いです)
 

2)例として、『更新と復元』アイコンをクリックしてください。

下記画面が表示されます。

他のコマンドに切り替える場合は『ホーム』アイコンをクリックして、メニュー一覧に戻ってください。
ホームアイコンに戻る以外に、ダイレクトに他のメニューにも移動できます。

 

3.サーバの現在の設定状況を確認する

1)コントロールパネルを開き、表示された画面から下記情報センタのアイコンをクリックする。

上記アイコンをクリックすると下記画面が表示されます。

上段にあるタブの解説

タブ 解説
全般 ハードウェアやソフトウェアの情報が表示されます
ネットワーク ネットワーク設定に関する情報が表示されます
ストレージ ディスクに関する情報が表示されます
SynologyのNASにiSISIディスクを作成した場合は、ここに表示されます
サービス
重要

現在、稼働しているサービス等の確認がここでできます。
アプリケーション障害の時に現在の設定がどうなっているのかの調査に重要です。

デバイス分析 Synologyではデバイスの健康状態を把握してくれています。この操作に対する許諾がここで管理されています。
Synology
アカウント
Synologyアカウントの確認と変更操作がこの画面でできます

 以上でDSMの基本画面は理解できたと思います。

SynologyのNASのセットアップ方法

下記はDSM 6.2時点のセットアップ方法になります。

この辺は操作方法はバージョンによって異なりますが、基本は同じです。

1.Synologyのハードウェアをセットアップする

接続関係は下記になります。

img_565bd1c73145f

Synologyのサーバにディスクを取り付けて、上図の様にルータ機器と接続します。

セットアップできる条件は自宅のLANからインターネットにアクセスできるPCから操作します。

2.サーバにDSMをセットアップする

2-1.サーバの電源を入れる

暫くすると『ピー』と音が鳴り、準備ができた事を教えてくれます。

 

2-2.ローカルPCから下記URLをアクセスします。

find.synology.com

上図のSynologyのサイトからLAN内にあるSynologyのサーバを検索するプログラムがダウンロードされ、検索が開始されます。

 

2-3.画面の指示に従って操作します。

1.接続画面が表示されます

 ※1.IPアドレスはルータのDHCPから自動取得します。
最終的にはIPアドレスは変更しますが当面はこのIPアドレスでアクセスします。
よって必ずこのIPアドレスは控えておいて下さい。 

 

2.ユーザライセンス

ユーザライセンスの同意書が表示されるので「OK」を挿入します。

 

3.ようこそ画面

設定ボタンを挿入して先に進みます。

 

4.DSMインストール画面

今すぐインストールボタンを挿入して先に進みます。

 

5.確認画面に『OK』を入れます。

インストールが開始されます。

 

6.管理者のアカウントの設定画面がでます。

①サーバ名

任意名称です。後で修正できます。

②ユーザ名

「admin」が推奨です。

③パスワード

大文字、小文字、数字を含んだパスワードが推奨です。

­ ­メモ

DSMのデフォルト管理者IDは「admin」です。

最終的にはセキュリティ面で「admin」は使用不可にする事が望ましいですが、Hyper Backup等で他のSynologyからシステム情報を持ってくる場合は、この「admin」は特別なIDになります。

そこでとりあえずは「admin」でシステムを構築した後、このIDを使用不可にする事が望ましいです。

 

7.QuickConnectの設定

QuickConnectとはルータの設定なしに、インターネットからSynologyのNASにアクセスできる仕掛けです。

ここでの選択肢は下記の3つがあります。

①この設定をスキップする

画面の下にある「この設定をスキップする」でスキップします。

あとでこの設定はできます。

②1台のSynologyのNASの場合

上記の「QuickConnect IDを新しいSynologyアカウントで作成」を実行します。

③2台目以降のSynologyのNASの場合

既にSynologyのNASを使っている場合はSynologyアカウントを所有している筈です。

この場合は「既存のSynologyアカウントでQuickConnect IDを作成する」を実行します。

­ ­Synologyアカウントとは

Synologyアカウントとは下記URLをクリックすると実行されるSynologyのユーザサービスです。

https://account.synology.com/ja-jp

このサイトでメールアドレスを登録すると所有しているSynologyのNASの「QuickConnect ID」とSynologyの「DDNS」を一元管理してくれるサービスです。

ここでは「この設定をスキップする」で先に進んだものとします。

 

8.DSMの設定が完了しました。

上記のサービス規約に同意して設定は終了します。

下記がDSMの画面が表示されます。

上記画面を閉じた場合の上記画面のアクセス方法は下記になります。

http://上記で設定されたIPアドレス:5000

IDとパスワードを要求されるので、adminと設定したパスワードです。

3.ストレージ マネージャでボリュームを設定する

上記の状態はDSMというオペレーティングシステム(OS)がインストールされただけです。

次に行うのはこのOSが使う「ディスクボリューム」の設定です。

この設定でディスクはSHR(Synology Hybrid RAID)か、Basicか又はRAID1、RAID5かを設定する作業です。

これを行わないとOSはディスクに書き込むことができません。

­ ­ディスクボリュームは何を選択すべきか?

SynologyをNASとして利用している場合はSHR(Synology Hybrid RAID)で問題ありません。

障害発生時はシステムが復旧するまではバックアップデータから簡単にファイルを取り出す事ができます。

しかしWordPressやメールサーバ等のアプリケーションサーバとして使う場合は、通常のRAIDを利用して下さい。

このRAID構成にしておくと将来的にアプリケーションサーバをHA構成にして、1台のサーバが障害が起こった場合は自動的にサブのサーバに切り替える構成を組むことができます。

3-1.下記のアイコンをクリックして起動します。

ここではディスクを1本積んだ「Basic」の構成で説明します。

①ボリュームメニュの作成ボタンを挿入します。

 

②モード選択画面

将来的にこのサーバはHA構成にする為に、HARは利用しません。

カスタマイズを選択します。

③ストレージプールの選択

新しいストレージプルの作成を選択し、「次へ」で先に進みます。

 

④ストレージプールのタイプ

パフォーマンスを重視したいので「より良いパフォーマンス」を選択します。

 

⑤ストレージプールのプロパティ

ディスクを1本しか入れてないので「Basic」を選択します。

ディスクが2本の場合は「RAID1」が推奨です。

次へで先に進みます。

 

⑥確認画面

次へで先に進みます。

 

⑦ドライブチェックの可否

「はい」でも良いのですが、ドライブチェックに相当時間が掛かります。

私は「いいえ」で処理しました。不良セクタがあれば書き込み時に除外されるので良しとしました。

 

⑧確認画面

次へで先に進みます

 

⑨ファイルシステムの選択

推奨の「Btrfs」にしました。

 

⑩確認画面

適用で終了です。

 

⑪ボリュームの作成が終了すると下記画面が表示されます。

以上でセットアップは完了です。

SynologyのDDNSでサーバをアクセスする方法

下記ドキュメントはDSM5.2の時の操作ガイドです。

現在の私のDSMバージョンはDSM 6.1.4にバージョンUPされています。

しかしこのページの範囲では変更はありません。

SynologyのNASをインターネットからアクセスする方法としては

Quick Connect

DDNS(Dynamic Updates in the Domain Name System)

という2種類の方法があります。
各々の特徴は下記になります。

  QuickConnect DDNS
アクセス方式 Synology のサイト経由で接続 自宅ネットワークにダイレクト接続
ルータの設定 不要 必要
できる事 Synology の基本アプリに限定 WordPress等の総てのアプリが可
スピード Synology のサイトの込み具合に左右される 関連するのは自宅環境のみ

ここではSynologyが提供するDDNSサービスの使い方を解説していきます。

1.SynplogyからDDNSを取得する方法

2.ルータに転送先サーバを設定する

3.接続できない時

 

1.SynplogyからDDNSを取得する方法

1.コントロールパネルの外部アクセスメニュを起動します。

 

2.下記画面が開きます。

下記画面の追加ボタンを挿入してください

 

3.サービスプロバイダからSynologyを選択して下さい。

SynologyからDDNSはサーバに1個しか取得できません。

 

4.ドメインを選択します。

Synology が管理しているドメインの中で使いたいものを選択します。

 

 5.下記画面から任意のホスト名を入力し、テスト接続をします。

既に使われている名前だとエラーになります。

使われてない名前を探して良い物を指定して下さい。

 

6.既に使用されてない名前だとステータスが正常になりますので、サービス利用規約にチェックを入れ「OK」ボタンを挿入します。

以上で下記画面が表示されます。

以上で取得したドメイン名(URL)で自宅のルータまでは到達できる様になりました。

しかしルータがこのアクセスをどのIPアドレス(サーバ)に転送すれば良いかが判りません。

これを設定する方法が下記になります。

 

2.ルータに転送先サーバを設定する

ルータへの設定は、Synology のサーバで動かすアプリケーションを追加するたびに順次追加する必要があります。

Synology の基本のポート番号は下記を参照してください。

https://www.synology.com/ja-jp/knowledgebase/faq/299

参考までに代表的なアプリケーションのデフォルトポート番号は下記になります。

アプリケーション プロトコル 基本のポート番号 ポート番号の変更 ポート番号の変更場所
DSM
(HTTP接続)
TCP 5000 ネットワーク→DSM設定
DSM
(HTTPS接続)
TCP 5001 同上
Web
(HTTP接続)
TCP 80 不可
Web
(HTTPS接続)
TCP 443 不可  
VPN
(PPTP)
TCP 1723 不可  -
WebDAV
(HTTPS接続)
TCP 5006 アプリケーションのWebDAVサーバ

※1.ルータに上記のポート番号のアクセスがあった場合は、Synologyサーバに転送しろ!との設定をします。

 

2-1.ルータに転送先を設定する

私の自宅のLAN構成は下図の様になっています。

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私の自宅のインターネットルータはNTTの「PR-S300NE」を利用しています。

他のルータを使っている場合は、操作マニュアルを参照してください。

①ルータにログインします。

 

②『詳細設定→静的IPマスカレード』を選択します。

下記画面が表示されるのでポート番号と転送先アドレスを入力します。

 

③一覧画面で設定したポート番号にチェックを付けて設定ボタンを押す

同様に他のアプリケーションのポート番号も設定します。

以上で、URL+ポート番号でSynology のアプリケーションにアクセスできるようになります。

­ ­ルータ操作時の注意点

ルータの設定を変更した場合は、必ず設定を保存して下さい。

これを行ってないと停電等でルータの電源が落ち、再起動後、昔の設定で立ち上がってしまします。

私も何回か、あれ!設定が変わってしまい繋がらない等の問題を起こしました。

ルータの変更に慣れた時が一番危険です。

 

2-2.アクセス方法の例

①DSM(DiskStation Manager)

http通信の場合 :http://nw.myds.me:5000
https通信の場合:https://nw.meds.me:5001

 

②Webサーバ(WordPress)

http://nw.myds.me/oldies
https://nw.myds.me/oldies

 

③WebDAV

https://nw.myds.me:5006 

 

VPN接続(PPTP)

http://nw.myds.me
※PPTPのアプリがポート番号1723を発行します。

 

3.接続できない時

数年前まではNTT系のインターネット接続サービスはPPPoEしかなかったので問題がありませんでした。

しかし最近は「V6プラス」というサービスが登場し、利用者が何も指定しないとこのサービスに接続されるケースが増えています。

このサービスに接続されると、自宅のWEBサーバを設置していると、外部からアクセスできなくなります。

この辺の理由と対策方法を下記に記載しているので、接続できない場合は下記URLを参照してください。

 ­NTT光でWEBサーバがアクセスできない障害対策