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2018年03月24日

rsyncサーバへのバックアップとリストア

私はDS213+とDS209+の2台のSynologyサーバを所有しています。

DS213+をメインに使っている為、DS209はテスト用にしか利用していません。

そこでDS213のデータやアプリケーションを総てDS209+にバックアップする事としました。

下記にそのバックアップとリストア手順を解説します。

1.DS209+のrsync機能をONにする

DS209のDSMはVer4.2で、rsyncの設定はコントロールパネルのネットワークバックアップの中にその設定があります。

①これをONに設定します。

②共有フォルダからバックアップするフォルダを作成します。

例)バックアップデータ等

参考:DSMのVer6.1のrsyncの設定はコントロールパネルのファイルサービスに変更されています。

2.DS213+でHyper Backupを設定する

1.下記のアイコンをクリックしてください。

バックアップが何も設定されてない場合は下記画面が表示されます。

表示されない場合は画面の左下の+ボタンを挿入して「データバックアップタスク」を選択します。

リモートrsyncサーバを選択して「次へ」のボタンを挿入します。

2.下記画面が表示されます。

※1.既存タスクに再リンクは、ハード障害等で新しいDSMを立ち上げて戻す時にこれをチェックします。

※2.サーバタイプをクリックするとSynology又はそれ以外のrsynicサーバかを選択する事ができます。

※3.サーバ名またはIPアドレスをクリックするとLAN上にあるrsynicサーバを探してくれます。

※4.rsynicサーバにログインするIDパスワードを入れます。

※5.共有フォルダをクリックするとバックアップ先のフォルダ名が表示されますので選択します。

次へのボタンを挿入します。

3.下記画面が表示されますのでバックアップするフォルダを選択します。

4.下記画面が表示されますのでバックアップするアプリケーションを選択します。

アプリケーションの所をチェックすると全アプリケーションになります。

5.バックアップの時間を指定します。

※1.タスクの所は判り易い名前を入れてください。Hyper Backupのメイン画面に表示されます。

※2.整合性チェックは古いバックアップバージョンのデータ破損を修復する機能の様で、これは実施た方が良さそうです。また実行頻度は選択可能です。

※3.mysqldumpでMySQLを定期的にバックアップする方法を使っている場合は、このタスク終了時間を想定してバックアップ時間を設定して下さい。

6.バックアップのローテーションを指定します。

バックアップローテーションには下記の種類があります。

古いバージョンから

1回/1日のバックアップでバージョン数が60の場合は2か月先まで戻れます。

60÷30=2か月

Smart Recycle

上記と同一条件の場合は5か月先まで戻れます。

(60-30)÷7+1=5.29か月

すなわち1か月を過ぎると1週単位にマージしてくれます。

カスタマイズした保持

ローテンション条件をマニュアルで指定します。

よってSmart Recycleで100世代にすると1年先まで戻れる設定になります。

7.タスクが作成され、下記画面がでるので実行してください。

以上でバックアップが開始されます。

­ ­注意事項

Synology では色々なパッケージを追加すると、新たなディレクトリが作成されます。
しかし新規に作成されたアプリケーションやディレクトリはバックアップ対象にはなってないので、パッケージ等を追加した時は、バックアップジョブ名を選択して『編集』でバックアップするアプリケーションやフォルダを追加してください。

2.Hyper Backupを使ったリストア

­ ­Hyper Backupのリストアとは

Hyper BackupとはあくまでもデータをバックアップしているだけでOSではありません。

よって下記手順でリストアします。

1.ソフトウェア障害(人為ミスやアプリケーション障害)の場合

既存のHyper Backupのタスクから過去のデータやアプリケーションを戻します。

2.ハードウェア障害(ディスククラッシュやNAS障害)の場合

①ディスクやNASを交換した後、新しいDSMを立ち上げます。

②次にHyper Backupをインストールします。

新規のHyper Backupのタスクを作成する時に、過去のバックアップフォルダと再リンクさせます。

④新しくできたタスクから障害の直前のバックアップデータを復旧します。

下記にハードウェア障害を想定したリカバリ方法を解説します。

1.上記で作成したバックアップタスクを削除します。

①画面に表示されている下記アイコンから削除を選択します。

②下記画面が出ます。絶対チェックを付けないでください。

実行すると、ハードウェア障害で新しいDSMが立ち上がった時と同じ状態になりました

2.下記のHyper Backupを起動します。

3.バックアップ先からリモートrsyncサーバを選択して「次へ」のボタンを挿入します。

4.表示された画面から既存のタスクに再リンクを選択して、必要事項を入れます。

上記操作はバックアップする時と同様です。

5.バックアップする対象画面が表示されます。
これは新規タスクを作る為の画面ですので指定しなくても後で修正できます。

①バックアップするホルダの選択(画面省略)

②バックアップするアプリケーションの選択(画面省略)

③バックアップタスクの実行時間(画面省略)

④バックアップタスクのローテーション設定(画面省略)

6.再リンクが終了するとまだバックアップしてません。が表示されますが今は無視です。

7.画面の左下にある下記アイコンからリストアを実行します。

①システム設定

②フォルダ

③アプリケーション

データが戻った後は、バックアップタスクの設定を見直してください。