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2020年06月11日

無償クラウド(Google Drive)へのバックアップとリストア

1.無償クラウドの種類

Hyper Backup」で利用できる無償のクラウドには下記の物があります。

種類

無償の範囲

備考
Googleドライブ 15GB 「Gmail」と「Googleフォト」で使用中の無料容量との合計
DropBOX 2GB 無償の容量が少ないの不採用

上表からメールが少ないGmailアカウントのGoogleドライブにバックアップすると15GB位のバックアップエリアが確保できる事が判ります。

­ ­注意

Google Chrome」でDSMにログインし、「Hyper Backup」で「Googleドライブ」を使おうとすると何故か途中で応答が無くなり、バックアップタスクの作成ができません。

「Google Chrome」を完全削除し、再インストールしてもこの症状は改善されません。

よってこのバックアップはFirefoxで操作しています。

Microsoft Edge」でも問題なく操作できます。

駄目なのは「Chrome」だけです。

追伸:現在は上記の問題点はなくなっています。

 

2.Hyper Backupの画面説明

まずは「Hyper Backup」の画面構造を理解して下さい。

※1.左下のはバックアップタスクを「新規に作成」する時に押します。

※2.作成したタスク名が左上に表示され、右にその内容が表示されます。

※3.作成した「タスクを削除」する場合はボタンを使います。

※4.作成したタスクの「バックアップ条件を変更」するのは「設定」ボタンを使います。

※5.左下のは、「データをリストアする」時に使うボタンです。

※6.「ファイルだけを戻す場合」は「バージョンリスト」ボタンから戻した方が簡単です。

 

3.具体的なバックアップ操作

1.下記のHyper Backupを起動します。

 

2.バックアップタスクがない場合は下記画面が表示されるのでGoogle Driveを選択します。

既にバックアップタスクがあった場合は「+」ボタンをクリックし「データバックアップ」を選択して下さい。

下記画面がでます。

■Google Driveをクリックします。

 

3.現在使っているGoogleアカウントが表示されますが、バックアップに使うアカウントを選択して下さい。

■バックアップに使いたいアカウントが無い場合は、「別のアカウントを使用」から、呼び出して下さい。

 

4.Googleから許可するか?のメッセージが表示されます。許可します。

■許可のボタンを挿入して下さい。

 

5.今度はSynologyから使って良いか?のメッセージが表示されます。Agreeします。

■「Agree」ボタンを挿入します。

 

6.バックアップ先の設定画面が表示されます。

■「バックアップタスクの作成」を選択します

①任意のフォルダ名を入れます。例)バックアップデータ

②任意のディレクトリ名を入力します。例)ds213

上記の指定でGoogleドライブの「バックアップデータ→ds213」というファイルにバックデータが作成されます。

■「既存タスクに再リンク」はバックアップデータが既に存在している時に利用します。

 

7.バックアップウィザードが走ります。

①バックアップするフォルダ(画面省略)を選択して下さい。

②バックアップするアプリケーション(画面省略)を選択して下さい。

③バックアップ時間の設定画面が表示されます。

※1.タスクの所は判り易い名前を入れてください。Hyper Backupのメイン画面に表示されます。

※2.整合性チェックは古いバックアップバージョンのデータ破損を修復する機能の様で、これは実施た方が良さそうです。

また実行頻度は選択可能です。

※3.mysqldumpでMySQLを定期的にバックアップする方法を使っている場合は、このタスク終了時間を想定してバックアップ時間を指定して下さい。

 

④バックアップローテーションの画面がでます。

バックアップローテーションには下記の種類があります。

①古いバージョンから

1回/1日のバックアップでバージョン数が60の場合は2か月先まで戻れます。

60÷30=2か月

 

②Smart Recycle

上記と同一条件の場合は5か月先まで戻れます。

(60-30)÷7+1=5.29か月

すなわち1か月を過ぎると1週単位にマージしてくれます。

 

③カスタマイズした保持

ローテンション条件をマニュアルで指定します。

よって「Smart Recycle」で「100世代」にすると1年先まで戻れる設定になります。

 

8.タスクが作成され、下記画面がでるので実行してください。

以上でバックアップが開始されます。

­ ­注意事項

Synology では色々なパッケージを追加すると、新たなディレクトリが作成されます。

しかし新規に作成されたアプリケーションやディレクトリはバックアップ対象にはなってないので、パッケージ等を追加した時は、バックアップジョブ名を選択して『編集』でバックアップするアプリケーションやフォルダを追加してください。

 

9.その他

Googleドライブのデータがバックアップできたか否か?は下記の方法で確認します。

①当該アカウントのGMAILにログインする。

②画面の右上のをクリックすると下記画面が出るのでGoogleドライブを選択します。

この中にバックアップされたデータがあります

確認してみてください。

 

4.リストアについて

 ­Hyper Backupのリストアとは

「Hyper Backup」はあくまでもデータをバックアップしているだけでOSではありません

よって下記手順でリストアします。

1.ソフトウェア障害の場合

人為ミスやアプリケーション障害の場合は「既存のHyper Backupのタスク」から過去のデータやアプリケーションを戻します。

 

2.ハードウェア障害の場合

ディスククラッシュやNAS障害の場合は下記の手順になります

①ディスクやNASを交換した後、新しいDSMを立ち上げます。

②次にHyper Backupをインストールします。

③「新規のHyper Backupのタスク」を作成する時に、「過去のバックアップフォルダと再リンク」させます。

④新しくできたタスクから障害の直前のバックアップデータを復旧します。

 

下記にハードウェア障害を想定したリカバリのテスト方法を解説します。

1.上記で作成したバックアップタスクを削除します。

①画面に表示されている下記アイコンから削除を選択します。

 

②下記画面が出ます。絶対チェックを付けないでください。

実行すると、ハードウェア障害で新しいDSMが立ち上がった時と同じ状態になりました

 

2.下記のHyper Backupを起動します。

 

3.下記画面が表示されるのでGoogle Driveを選択します。

 

4.現在使っているGoogleアカウントが表示されますので、バックアップに使ったアカウントを選択します。

 

5.Googleから許可するか?のメッセージが表示されます。許可します。

 

6.今度はSynologyから使って良いか?のメッセージが表示されます。Agreeします。

 

7.バックアップ先の設定画面が表示されます。
ここで選択するのが既存のタスクに再リンクです。

※1.フォルダとディレクトリはバックアップしたものを選択します

 

8.下記メッセージが出ますが、はいを選択します。

 

9.バックアップする対象画面が表示されます。
これは新規タスクを作る為の画面ですので指定しなくても後で修正できます。

①バックアップするホルダの選択(画面省略)

②バックアップするアプリケーションの選択(画面省略)

③バックアップタスクの実行時間(画面省略)

④バックアップタスクのローテーション設定(画面省略)

 

10.再リンクが終了するとまだバックアップしてません。が表示されますが今は無視です。

 

11.画面の左下にある下記アイコンからリストアを実行します。

①システム設定

②フォルダ

③アプリケーション

データが戻った後は、バックアップタスクの設定を見直してください。

 

5.Hyper Backupの権限関係の補足

「コントロールパネル」の「タスクスケジューラ」を開いて下さい。

そこに「Hyper Backup」のタスクがあり、そのタスクの所有者が「root」になっていると思います。

これはDSMにログインしたユーザがバックアップしたのではなく、「root」がバックアップする事を表しています。

よってDiskStationが障害を起こしユーザが消えても、新しいDiskStationがこのバックアップデータが利用できる!という事を意味しています。

 

以上でGoogle Driveへのバックアップとリストアが行えるようになります。

以上でこのドキュメントの説明は完了です。

関連ドキュメントはメニュの「Synologyタブ」か下記の関連記事一覧から探して下さい。

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