HOME  /Synology
 /日本語Wordpressをインストールする
2018年03月24日

日本語WordPressをインストールする

WordPressを使って個人のWEBサイトを構築したい場合、レンタルサーバを借りるのが一般的ですが、Synology社のNASを所有している人は、このサーバの中にWordPress環境を構築する事ができます。

メリットはあくまでも自分のサーバなので無償でサイトを構築できる事です。

またWPの構築にはSynology社のWordPressパッケージを利用する方法もありますが、本稿では

・日本語のWordPressサイトからインストールする

方法を解説しています。

1.前提条件 

Synology社のNAS上にWordPress立ち上げるためには下記の条件を確認してください。

①Webサイトにアクセスする為のDDNSは取得しているか?

もし取得してない場合は下記URLを参照してください。

­ ­SynologyのDDNSでサーバをアクセスする方法

②ローカルLAN環境で上記のDDNSを使って接続できる様になっているか?

もしURL接続ができない場合は下記URLを参照してください。

 ­LAN(ローカル)環境でURLを利用するする方法

③Webサービスは立ち上がっているか?

もしWebサービスが立ち上がってない場合は下記URLを参照してください。

 ­SynologyにWebサービスを立ち上げる。

④MariaDBとphpMyAdminは立ち上がっているか?

もし立ち上がってない場合は下記URLを参照してください。

 ­MariaDB5とMariaDB10のアクセス権の設定

2.MariaDB10にWordPressをインストールするDBを作成する

①phpMyAdminを起動しDBにログインして下さい。

 

 

②管理画面が表示されたら、『データべース』タブをクリックします。

 

③WordPressをインストールするDBを作成します

上記事例では
・データベース名:任意の名前です。

・照合順序:utf8_general_ciを選択して下さい。
にしています。

※『utf8_general_ci』はプルダウンリストの下の方にあります。

 

phpMyAdminの左ペインに、新しく作成したDBが表示されます。

以上でWordPressを入れるDBの作成が完了しました。

 

3.日本語WordPressのダウンロード

MariaDBの環境は完了しましたので、あとは日本語版WordPressをダウンロードしてインストールしていきます。

ダウンロード方法にはWordPressのソフトをPCにダウンロードしSynologyにアップロードする方法もありますが、
本稿ではSynologyの『DownLoad Stationの機能』を使う方法で解説します。
『DownLoad Station』がインストールされてない場合は、このアプリケーションもインストールして下さい。

 

①下記の日本語WordPressののサイトに入ります。

https://ja.wordpress.org/download/

 

②表示された画面の中にWordPressのダウロードボタンがあります。
このボタンを右クリックして「リンクアドレスをコピー」を選択してください。

※上記操作でダウロードのURLがクリップボードの中にコピーされました。

 

③Synologyの『Download Station』を起動します。

デスクトップにある下記アイコンをクリックしてください。

 

④URLを介してダウンロードタスクを指定します。

下記画面で丸印のアイコンをクリックします。

下記画面が表示されます。

※1.保存先がwebフォルダになっている事を確認してください。

※2.URLを入力欄でCTRL+VでクリップボードにあるURLを張り付けます。

Okボタンを挿入するとダウンロードが開始されます。

 

⑤ダウンロードが実施され、完了するとステータスが完了に変わります。

以上でWordPressのプログラムがWebフォルダにダウンロードされました。

 

⑥ダウンロードしたWPのZIPファイルを解凍します。

File Stationで起動して、webフォルダーを開きます。

webフォルダーの中にダウンロードしたWPのZIPファイルがありますので、
このファイルを右クリックして『解凍→ここに解凍する』を実行して、解凍します。

webフォルダーの中にWordPressのフォルダーが作成されました。

以上で、日本語版WPが入手できました。

上記のフォルダ名を右クリックで名前の変更で任意名称に変更してください。ex:tec等

­ ­メモ

入手した日本語版WordPressのフォルダー名が現在はwordpressになっているので、このままインストールするとサイトURLは下記になります。

https://ドメイン名/wordpress/ 

よってサブフォルダ名を、自分が作りたいHPの名前に変更する必要があります。

例えばtecにフォルダー名を変更すると、アクセスするURLは下記になります。

https:/ドメイン名/tec/

 

4.日本語WordPressのインストール

次はダウンロードしたWordPressプログラムのインストールです。

①ブラウザーからWordPressサイト名をアクセスします。

・http通信の場合

http://ドメイン名/wpインストールフォルダ名/

・https通信の場合

https://ドメイン名/wpインストールフォルダ名/

※httpsでアクセスしてDBを作成すると始めからhttpsでコンテンツ作成ができます。

 

②ウェルカム画面が表示されますので『さあ始めましょう』をクリックします。

 

③データベースへのアクセス条件を入力します。

※1.データベース名:phpMyAdminで作成したデータベース名です。

※2.ユーザ名:phpMyAdminへのログインIDです

※3.パスワード:同上

※4.データベースのホスト名

MariaDB5に入れる場合:デフォルトのまま
MariaDB10に入れる場合:「localhost:/run/mysqld/mysqld10.sock」を入力して下さい。

※5.テーブル接頭辞はそのままでwp_にします。

 

④データベースアクセスができた場合は下記画面が表示されますのでインストール実行ボタンを挿入します。

 

⑤WordPressにログインする為の情報を入力します。

※1.サイトタイトル:サイトの名前です。後でも修正できます。

※2.ユーザ名:このサイトにログインするユーザ名です。

※3.パスワード:ユーザ名のパスワードです。

※4.メールアドレス:貴方のメールアドレスです。

※5.検索エンジンでの表示:チェックする。
サイトが完成した段階でチェックを外せば良いです。

⑤完了メッセージが表示されます。

 

⑥ログイン画面がでます。

 

⑦WordPressのダッシュボードが開きました。

以上で、日本語WPの作成が完了しました。

­ ­メモ

上記では『tec』というDBを作成しました。

WordPressのサイトを複数立ち上げる場合は、他の名前のDBとWordPressディレクトリを作成すると複数のWordPressを稼働させることができます。

 

5.その他の設定(必須)

現在のWordPressの状態はWPのプラグインやテーマを最新版に更新しようとすると、FTPのアドレスやパスワードを要求されます。
そこでダイレクトに更新させる為に下記の変更を行います。

 

5-1.wp-config.phpを変更する。

WordPressフォルダ(上記の例でがtecフォルダ)からwp-config.phpを開きます。

 <変更前(27行目位に下記の記述があります)>

// ** MySQL 設定 - この情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'tec');

<変更後(赤字部分を追加)>

// ** MySQL 設定 - この情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'tec');
define('FS_METHOD', 'direct');

­ ­メモ

define(‘FS_METHOD’, ‘direct’);は、このDBは直接更新しますという意味です。

場所は何処に入れても良いのですが、私はdefine(‘DB_NAME’, ‘tec’);の後ろに入れています。

 

上記の修正を加えたうえで、WPのプラグイン等の更新を行ってください。


上記のメニュの更新を押すと更新が必要なアイテムが表示されます。
そこで更新するものを選択し、更新ボタンを挿入してください。

以上でWordPressのインストールが完了しました。

尚、WPのログイン画面をアクセスするURLは下記になります。

 

https://サイトURL/wp-admin/

­ ­その他の情報

上記の例では作ったWordPressのURLは下記になります。

https://ドメイン名/wpインストールフォルダ/

しかしドメイン名のみでアクセスしたい場合は下記ドキュメントを参照してください。

­ ­Synologyの仮想ホスト機能を使ったサイトURLの変更

httpsの設定ができてない場合は下記ドキュメントを参照してください。

 ­Let’s Encryptの無償のSSL証明書の取得方法